一般的な言い方で言うとこれらはすべてネガティブで悪いものです。しかし、自己満足・自己中心・自己本位が悪いのではなく、レベルが低いということが違うのだと気づかなければなりません。
レベルの低い自己満足、レベルの低い自己中心、レベルの低い自己本位が問題なのであって、「自己満足・自己中心・自己本位」自体が悪いのではありません。
意識が高まった時の自己満足はどのようになるかわかりますか?ヒーラーの自己満足とはなにかわかりますか?
「自分は人を治してやった。私はすごい」というのはレベルの低い自己満足です。しかし、自己満足が高まれば高まるほど、誰かが本当に幸せになることで満足できるようになります。自分自身が何か達成した時よりも、相手の方が喜んだ時の方が満足できるようになるのです。これが根本的な自己満足です。
自己本位というのは、自分の最も大切とすることが本位になることです。自己中心というは、自らの中心が光で満たされることです。光で満たされ自己中心となるのなら、まわりの方も光で満たされます。ですから、これほど幸せなことはありません。
我々は皆何を求めているのでしょうか。それは自己満足です。「やった。自分の本質を確認できた。自分自身は神聖な存在であった」という事柄が我々の求めている自己満足なのです。
ところがレベルの低い自己満足は害を及ぼします。自分さえよければよいというレベルの低い自己満足は人を幸せにしません。しかし、エネルギーによって次元が高まれば高まるほど神聖意識になることができます。相手の方が幸せになることほど幸せなことはないのです。
意識を高めた自己満足ができるようにしてください。あなたの自己満足がただのレベルの低いものか、そうではないのかを確認してください。
その時の違いはなんだと思いますか?レベルの低い自己満足とは非常にキャパシティーの狭い状態です。自分のことしか考えられないキャパシティーの自己満足はとてもせまいものです。すなわち、狭い時空となり、次元も低くなってしまうのです。
時空が広がれば広がるほど、意識と次元は高まります。キャパシティーが広がることは、時空が広がることであり、一方向からしか見えなかったことが別の角度から見えるようになります。自分を多角的に見ることができ、本当の意味で自分を知ることができるのです。
時空が広がり次元が高まると、神の意識になります。まるで空から自分を見守るように、「様々な苦しみや色々なことがあった。でも、それでもあきらめずに頑張ってきたのだ」と思うようになるのです。そして、自分に対して、「絶対助けたい。絶対に成功させたい」と思えるようになります。
このような自愛や慈しみは、次元が高まれば高まるほどできるようになります。自分に対してそれができる人は、他者にも同じようにできます。自分にできないことは他者にもできません。一時的にはできるかもしれません。しかし、無理やり行うため、ストレスがたまり、続けることができません。
地球の外から、この大地に生きる小さな小さなあなたを見てください。引力から抜け切れない小さな体が一生懸命頑張っているのです。
「あれもできない、これもできない」というのはレベルが低いから考えるのです。意識が高まると、「あれもできない、これもできないかもしれない。しかし、この者は頑張っているではないか」と思えるのです。「絶対に成功するように助けてやろう」と自らに対し、深い慈しみが持てるのです。
2013年12月8日 ヒーリングカレッジの講義より
2013年12月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |