謝る事が苦手です。どうしたら、上手く謝れるでしょうか?
という質問に対して・・・・・・
謝るということは、相手を心から認めるということです。
自分が間違っていた、負けたという感覚は
本当の意味で「謝る事」にはなりません。
心から謝れる人は、あなたの事が大好きです。
あなたを尊重しています。
そのような思いが湧き上がったときに、心から「ごめんなさい」と言えるのです。
時に人は謝るという事は、相手が正しくて自分が間違っており、
自分に非があったという考えで謝ろうとしますが、
そのような気持ちで謝られた相手は、一時は優越感に浸る事もできますが、
本当の意味での慰めや満足を得ることはできないのです。
愛情を持って認めてくれた、自分の事をわかってくれた、という思いを感じた時に
相手は真の謝る心を感じ、感謝してくれたと理解して、嬉しくなるのです。
パートナーが何を考えているのかわかりません。
どうしたら、もっとお互い分かり合えるのでしょうか?
という質問に対して・・・・・・
生まれも育ちも違う環境の下で育ってきた、まったくの赤の他人が、同じ屋根の下に住むということは、どんなに愛し合っても、認め合っても、根本的な価値観や基本的な生活習慣は違って当然です。
「長年結婚生活を送ったから、私はパートナーのことをすべて知っている」と考えることは、大きな誤解です。長年同じ屋根の下に住み続けても、お互いが自分の正直な気持ちやものの見方、考え方を話し合わなければ、永遠にわからぬままに終わってしまうのです。大切なのは、例えお互いに不愉快なことであっても、お互いがそれを理解し合うまで、何時間かけても話し合うという愛情です。
「もういい、わかった」という捨て台詞は、一番相手を理解したくない、理解しなくても良いという、最もまずいやり方です。「どうしても、あなたの気持ちを知りたい、そして自分の気持ちをわかって欲しい」という熱意と愛情こそが、互いに理解し合う秘訣なのです。
もし、どうしても理解し合うことが難しかったら、徹夜してでも語り合うことが大切です。愛情が勝つか、眠気が勝つか、それによってお互いの愛情が試されていると思ってください。
どうしても疲れ果て、眠たくなったら、第1ラウンドを終了して、お互いのコーナーに戻り、十分休みを取った後、次の日、再び第2ラウンドを始めてください。
それを第12ラウンド、すなわち12日間続ければ、どちらかが勝ったか、負けたかではなく、「Draw・引き分け」となります。そのくらいお互いを理解し合うために、続けられる夫婦は、必ずお互いの気持ちを理解し合い、分かり合える存在となるのです。
私たち人間は、神を目指しています。
そして神の領域に入ったものは、男性・女性、両性を所有するものになり
結婚という形をとることは必要ではなくなります。
女性らしさとは、男性から守られ、導かれることにより
内面的なことや内なるものを行なう力であり、
女性の根本的な役割は家庭を守ることです。
逆に男性は、意識を外に向け、様々な問題や難問を自らが盾となって進み、
領域を広げて自分の内なる者、
すなわち妻や子供達を守るという役割があるのです。
男らしさとは、大切なものを守り抜くということであり、
女性らしさとは、自分を守ってくれる者に対して
それを支持し、尊敬していくことです。
何があっても大切なものを守り抜くこと、
それが男性の役割、男らしさであり、
どんなことがあっても何があっても男性を信頼し、
自分の人生をゆだねるという行為が、女性らしさを表すのです。
人生は車にたとえられます。
ハンドルを握るのは男性であり、地図を見るのは女性です。
女性は必要な時に、地図の情報を運転をする男性に伝えますが、
男性は危機が迫ったり、とっさに判断しなければならない時には、
その情報よりも自分の判断によって道を決めなければならないことがあります。
その時、女性は自分の思った方向とは違う道へ男性が進んだとしても
反対するのではなく、それを支持することが
女性としての大切な役割なのです。
その結果、様々な困難を乗り越えて信頼された男性は、女性に向かって
「あなたの素晴らしいアドバイスによって
自分は決断することが出来た。心からありがとう」と言う事ができます。
そして、守られた女性は男性に向かって
「あなたの判断が間違っていなかった。
あなたを信頼してよかった。心から感謝します」と言う事ができます。
お互いの役割を尊重し信じ合うことで、
それぞれに持っている男性性、女性性を見事に共有できたということになるのです。
私たちは人生を歩む上で、様々な出会いと別れを体験します。
多くの方は、誰かと一度知り合いになり、さらに友人になると、
いつまでも仲良くして、友人関係を続けなければならないと感じます。
しかし、それぞれの出会いがあるように、
新たな体験をするために、別れの時期もあるのです。
いつまでも、友情が続くということはもちろん素晴らしいことでありますが、
その人と別れることにより、新しい体験や出会いがあるのも事実なのです。
友人と上手く行かなくなるというのは、
単なる価値観の違いや感情のずれからくるだけではなく、
一旦、そこでお互いの別々の人生を歩んで、
新しい体験をしようとすることでもあるのです。
自分のありのままの気持ちを伝え、そしてそれが上手くいかないと感じたら、
それはお互いに別々の人生を歩むための出発点だと思ってください。
しかし、大切なのは、もし別れがあったとしても
例えそれがどのような別れであっても、
相手の方が幸せになることを願い続けることです。
それが、表面的な友情が消えたとしても
魂のつながり、すなわち「真の友情」が続くことになるのですから。
ある方が人生を歩んでいます。
その時に、「自分には無いものや自分が必要としているものを
誰かから教えてもらいたい、気づかせてもらいたい」
と考えるようになると、同じようにそのことを感じている人と
お互いの意識が共鳴し、互いに引き付け合い、結び合う状態になります。
その時に友情が生まれます。
通常、友情は同姓の間で生まれやすくなりますが、
たまには異性間にも友情が生まれることもあります。
男女間の恋愛とは違って、
友情はいつまでも同じ体験を共有しようとするのではなく、
互いの人生に必要なことを分け合うということが友情の基本的な原則なのです。
恋愛は常に互いが同じ感覚や空間を共有しようとしますが、
友情はそれぞれの時間や空間を大切にして
お互いが成長進歩することに価値を見出し、喜びを感じるものなのです。
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大切なものを互いに分け与えたり、教え合う、導き合うのが真の友情です。
友情にとって大切なことは、あくまでもフィフティー・フィフティーの関係、
すなわち、共有するという割合が同じことが理想とされます。
どちらか一方だけが相手から教えられたり、相手から導かれたりするようになると、
そこには師弟関係や上下関係が生まれ、友情とはいえなくなってしまい、
結局、そこで関係が終わりになることが良くあるのです。
自分の容姿に自信が持てません。どうしたら健康的に痩せられますか?
という質問に対しての答え・・・
私のセンターには病気の方も数多くいらっしゃいますが、
自分の容姿に自信がなかったり、
自分を好きになれないで悩んでいる方も数多くいらっしゃいます。
特に一番多いのは太っていると言う悩みであり、
色々なダイエットを試みても、結局失敗に終わってしまい
どうしたらよいかと言う相談を受けることが良くあります。
太る一番の理由は、口から食物を入れることに始まります。
簡単なことを言えば
口から入れる食物を減らせば当然の結果として、身体は痩せていきます。
なぜ、口に食物を運ぶのかと言えば、それは生きるためであり、
生命を継続させると言うのが一番大きな目的ではありますが、
もう一つ口に食物を運ぶ理由は、赤ちゃんの時の経験が大きくものをいいます。
赤ん坊は母親のお乳を吸って生きることと、愛されることを同時に体験していきます。
お乳を口から何度も吸っておなかを満たすことにより、
赤ん坊は身体も心も満たされるようになるのです。
そのため、成長して母親からのお乳から離れても心が寂しい時や、
愛情に飢えている時はおのずと口に食物を運び、
胃袋を満たし、なおかつ心を満たそうとするのです。
この体と心のしくみを理解すれば、
心を無視して痩せるためだけに、食物を我慢すると言う事は、
総合的な健康の面から言えば、あまりよろしいとはいえないのです。
心と体のバランスをとるという事は、身体に十分栄養が必要なように、
心にも愛情と言う栄養が必要なのです。
口寂しさは、体の栄養を欲していると言うよりは、
むしろ心の寂しさを表しているのであり、
どうしても食物をたくさんとりすぎていると思っている方は、
もっと自分を愛し、大切にして、まず心を満たすことを心がけてください。
望んだ体重はあなたの心の満足度を表しており、
増えすぎた体重は、あなたの不満度を表しているのです。
心が満たされた者は、自分のもっとも良い身体の状態を喜ぶことができます。
「決断力を持つにはどうしたらよいでしょうか?」
という質問に対する答え・・・
何か物事を決めるためには、
どちらにするかと言う判断力が必要となります。
判断がつかない限り、
その人はいつまで経っても物事が決められず、迷い続けてしまうのです。
物事には必ず、相反するものやどちらを優先すべきかということが求められ、
決断力とは「最後にどちらを選ぶか」と言う判断力の最終決定を言うのです。
決断力はそれほど大切ではありません。
それよりはむしろ、どちらが良いかという、
判断力と優先順位を見極めることのできる経験が必要です。
この原則を使えば、
今は何が大切で何が必要で無いかということがわかるようになり、
最も自分にとって大切なことを選ぶことができるようになるのです。
「感情をコントロールできません。どうしたら、もっとバランスが取れるでしょうか?」
という質問に対する答え・・・
感情には、ポジティブな感情とネガティブな感情があります。
私たちは様々な教育の中で、反省と称するネガティブな感情を押し付けられ、
自分にも他人にも批判的になるよう教え込まれてしまっているのです。
誰でも愛されたり、認められたりすれば、喜びに満たされ、
批判されたり、非難されれば、悲しみ、苦しみに満たされます。
感情をコントロールするという言葉自体がネガティブな意味合いであり、
むしろそのような言葉を使うよりは、
「自分の感情を喜びに満たすためには、どうしたらよいか」
と考えた方が、まさしくバランスが取れた気持ちとなるのです。
愛すること愛されること、これが最も心のバランスの取れた状態です。
ポジティブな心をたくさん自分の心の中に取り入れて、
ネガティブな感情が入り込むことを減らしてあげてください。
人は同時に相反するものを取り入れることができません。
あなたの心を愛で満たし、喜びで満たせば、
ネガティブな感情が入り込む余地は、なくなってしまうのです。
その時に、始めて人は喜びに満たされた感情を持ち、
最も素晴らしいバランスをもつことができたと言えるのです。
皆さんは、赤ちゃんがどれだけのことを思い、物事を理解しているか、
そして、コミュニケーションしているかを考えたことはありますか?
今回のインド巡礼の際に、私は偶然、飛行機で隣に乗り合わせた、
赤ちゃんとのコミュニケーションを通して、とても面白い体験をしました。
香港からバンガロールに向かう機内のことでした。
隣の席にいた三ヶ月にも満たない赤ちゃんが、
機内で落ち着かず、母親がどんなにあやしても泣いていました。
声を張り上げて泣き続けるその赤ちゃんは、必死に何かを訴えているようで、
私はその子の目を見つめて、インナーコミュニケーションをしてみました。
赤ちゃんの目を見つめてみると、その子の過去世の姿が浮かんできました。
「・・・・・・君の過去世のこと知っているよ。」
すると、今まで激しく泣いていたその赤ちゃんは、
突然泣き止み、大口をあげたまま、呆然としたのです。
「過去で、君もいろんな人を泣かせたね」
さらに心の声で伝えると、その子は、「まずい!」というような表情をしました。
そして、数十秒という長い間、口をぽかーんと開けたまま、
あっけにとられたように私の顔を見つめ続けたのです。
「どうしてわかったの・・・!」
その子はばつが悪そうに、驚いたまま完全に泣き止んでしまいました。
その顔は、あどけない赤ちゃんの表情ではなく、
あきらかに過去世の大人の男性の顔でした。
赤ちゃんのあまりの驚きぶりに、少し気の毒になった私は、
あなたに嫌な思いをさせるつもりは無いし、
これ以上は追求しないよと、心で伝えました。
ところが、その子は、すっかり別人のように大人しくなってしまい、
そして、「自分のことをばらさないよね」とでも言うかのように、
その後は、ちらちらと私の顔色をうかがっていました。
言語コミュニケーションがまだできない赤ちゃんは、
インナーコミュニケーション能力が高く、さらに自分の過去世をはっきりと覚えています。
彼らは、驚くほど繊細にいろいろなことを考え、伝えてきます。
そして、過去世の記憶を持ちながら、中間世で決めた今世の計画を思い描いているのです。
今までも、赤ちゃんや子供達とコミュニケーションをしたことがありましたが、
今後はもっと、ベイビーコミュニケーションを進めていけたらと感じました。
そして、世界中の子供たちとインナーコミュニケーションを通して、
様々な体験をまとめたいと思っています。
6月27日に、都内で開催された第10回テレセラピー研究会総会に招待され、講演を行なってまいりました。
多くの医者である先生方の研究発表が行なわれ、新しい医療の手法や、情報を学ぶために100名以上の参加者の方々がとても熱心に聞き入っていました。
私は会の最後に一時間ほど時間をいただいて、人の輪廻転生、そして未来は未来はどこに進むべきか、私たちの望む真の姿は、どのようなものなのかを実例を交えてお話させていただきました。
多くの方が真剣に私の話に聞き入ってくださり、終わると何人もの方々から握手を求められ、ある方は目に涙を浮かべて感動しましたと感想を述べてくれました。
今後とも私は、様々なところで講演やセミナーをする予定がありますが、そのような時にいつも感じるのは、一人一人の魂がどれほど純粋であり素晴らしいものかと言うことです。
講演をしていると、私の話に耳を傾けてくれる方々の魂の輝きが、私にははっきりと見えるのです。
私たちはこの上なく美しい光をもっています。
しかし、その魂の光は様々な殻に被われて、本来の光が閉じこめられているのです。
多くの方が自身のもつ素晴らしい光、輝かしい力に気づかれて、この永遠なる偉大なる旅を進んでいかれることを願わずに入られません。
2017年5月 | ||||||
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