あなたには、長い長い魂の歴史、その旅の全ての記憶があります。
あなたには記憶がないのではありません。記憶の扉を開ける鍵がまだ渡されていないだけなのです。
それを開けることができれば、あなたははっきりと、昨日何をしたか、一年前にどのようなことをやっていたのかと同じように、一億年前に何をやっていたのかという魂の記憶を取り戻すことができるのです。
これまでの人生の数十年という短いスパンではなく、大きな大きな長い人生の流れを理解できるようになるのです。
それは目に見える世界では不可能です。
なぜでしょうか?それは、実に見える世界の中では、それらの出来事は消えてなくなっているからです。
しかし、目に見えない世界では、すべての出来事が永遠に残っています。
だからこそ、目に見えない世界を追求することは全てに通じるのです。
目に見えない世界は、愛にあふれています。
見えるものだけを捉えようとすると、人は孤独やさみしさを感じます。
でも、目に見えない世界を心で感じるのならば、
あなたは多くの素晴らしい存在から、助けられていることに気づくはずです。
自分は一人ではないことに気づくはずです。
ありとあゆる生命が多様性を持っている空間は、許容性の高い空間と言えます。
お互いが認め合い、そしてそれを許し合うということが、生命の多様性を生み出すことができるのです。
その許可、許容性がなければないほど、生命は多様性を失い一極化してしまうのです。
つまり、人間だけ幸せになればよい、人間だけが発展すればよいという考え方は、許容性のなさ、キャパシティのなさであり、それではバランスが保てません。
それは、宇宙の根源なるスピリチュアリティが保てないという状態なのです。
今後、我々はこの生命の多様性とその多様性を生み出す許可率を上げなければなりません。
それがすなわち、生命に対する愛であり、神の意思なのです。
これからさらに世界が開かれていきます。
常識が外れ、枠が外れていくと自由になります。
自由性を持った者、広がりをもった者は、どんな状態でも幸せになれます。
シェアリングソウルメイトはあなたと完全に体験を分かち合った者です。
同じ過去世の記憶を持っている者であり、もう一人のあなたです。
もう一人のあなたが五人いるのです。
今世で通常はシェアリングソウルメイトに出会うことはありません。
しかし、私は時々、意識の中でシェアリングソウルメイトと話します。
シェアリングソウルメイトと深い意識の中で話すことで、彼らも私の体験や気づきを中間世にもどる前に分かち合うことができるのです。
その内容や能力を自分の利益のために、ひけらかしたりしないのであれば、シェアリングソウルメイトと意識で語り合うことは、お互いの意識を高めることになります。
今、当たり前のように信じていることは、何一つ確かなものではないのです。
例えば、自分自身の脳を見た人や、その働きすべてを見た人は誰一人もいません。
自分の既成概念、がちがちの枠組みを外し、壊していくのです。
自分の「こうである」という枠を外していくのです。
そうすれば、自分の目先の望みではなく、
根本的なあなたの目的やありのままの姿を見えてくるのです。
人はどこから来てどこへ行くのでしょうか?
私たちは自分の星から、いつ地球に来て、いつ故郷の星へ帰るのでしょうか?
多くの生命にとって、地球はもともとの出身星ではありません。
本来の地球人はある時期になったら、この星へ戻ってきます。
自分の星がどこなのか?いつここへ来て、いつ帰っていくのか?
それがわかると、自分の人生の根本的な使命がわかるのです。
あなたはどれだけの人から、どれだけの存在から愛されているのかに気づく必要があります。
あなた方は今の人生を始める上で、このように肉体をもち、心をもち、エネルギーをもっていますが、一人たりとも自分自身でそれを得た人はいません。
あなた方の肉体・心・エネルギー、そのすべては誰がくれたのでしょうか?
鏡ではなく神を見なさい。
そこにあなたの純粋な美しさがあらわれて、あなたは神に近づき
そして、あなたのもっている美しさが最も引き出されるのです。
鏡というのは外面的な自分を映し出しているだけであり、本当の自分ではない虚像にしか過ぎません。しかし、神を見るならば自分の本当の姿を見ることができ、自分の美しさや能力や才能を知ることができます。
全ての人と仲良くなることは不可能です。また、すべての人を嫌いになることも不可能です。
過去の人生において様々な体験をしたあなたは方は、それぞれが今世の目的に応じて仲良くなり、あるいはお互いに敵対心を持つことや、拒否し合うこともありうるのです。
しかし、それは過去に基づいて行われる経験をしているということです。今世の人間関係における辛い体験は、過去世でのカルマを解消するための体験です。
その方を嫌いになるのではなく、そのような状態が過去にもあったのだということを受け入れて、それはそれで終わりにしようと思ったときに、あなたの中から拒否するものや否定するものが次第に少なくなっていきます。
あなたは、ただ心から愛する者に心を向けて、その者と素晴らしい人生を歩むことに集中すればよいのです。
自分を否定する者や批判する者にはこう思いなさい。「これで、過去においてあった出来事はすべて終了できます。ありがとうございます。これで終了させてもらいます」
このように言えば、その者は決してあなたにもうこれ以上、敵対心を持つことも、批判することもなくなるのです。
あなたは皆と仲良くなることではなく、本当に心から理解し合える者、愛する者と共に素晴らしい経験をし、そして、それ以外の方々に対しては、「これで素晴らしい経験をするために終了できた、これでクリアーにできた」と思えばよいのです。
そうすれば、あなたの心は平安に満たされるようになります。
2017年5月 | ||||||
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