プレマとは守ることを言い、それが愛の象徴なのです。
自然はお互いが守り合い、助け合っています。
カリユガの時代が終わり、プレマの時代になった時に、私たちは消費する、破壊するという時代から、守り育てるという時代に変えなければなりません。
全ての自然を守り、そしてすべての自然を育てることが我々万物の霊長としての宿命なのです。
プレマ:サンスクリット語で、最も神聖な愛、神聖なる愛・隔たりのない愛。
カリユガ:サンスクリット語で男性の悪魔カリの時代、暗黒時代、悪徳の時代とも呼ばれる。
最も根本的なバランスが取れない状態とは、まるで重心が外れてしまった独楽のようなものです。
重心が外れてしまった独楽は回ることはできません。重心は中心にあらねばなりません。
つまり、独楽がどこまでも回るためには、中心に最も大切なものがなければならないのです。
では、最も大切なものとはなんでしょうか?それは、自分を愛するということです。
自分を愛せない者は、皆、重心が核からずれてしまっています。
一番の根本的な場所、つまり、自分の中心に愛がないと、すべての物事は回らないのです。
私たちは黄金のように純粋な魂をもっています。
魂の錬金は、様々な体験を通して、
不純物を叩き、焼き、純粋なものだけを導きだす作業です。
なぜ、私たちは自分自身を高めようとするのでしょうか?
なぜ、能力や技術を発揮することを望むのでしょうか?
それはただ一つ、あなた自身の空間を所有したいからです。能力を発揮し、それだけの空間・時空を所有する者は、おのずと同じような存在を助けるようになります。
技術や能力を「つける」ことと、「発揮する」ことは違います。
技術をつけること、能力をつけると、「ますます自分は人とは違う。何も能力のない者とは私は違うのだ。多くの者からもっとすごいと言われたい」という、差別の心が生まれるのです。
私たちに必要なのは何かを足していくのではありません。本来の自分を発揮するために、自分を純粋化していくこと、様々な不純物を取り除くことが必要なのです。
全ての生命は同じです。
ここにも、あそこにも、生命はあふれています。
そして、全ての生命の中に神を見出すことができるのです。
新しい時代が始まります。
誰か一人が偉大なる者として、そしてすべてを導いて皆が高まるという時代は終わりました。
一人一人のすべての人が気づいて、自分の空間を所有し、自分の持っている本来の姿を取り戻す時代が始まります。
そのような時代の中では、誰か一人が特別な存在であるということはありません。
人と動物、植物の違いも無くなります。それらの違いは、経験における状況がただ違うというだけのことであり、全ての生命が同じように素晴らしい存在として生きる黄金時代が始まるのです。
根本的なスピリチュアルとは何でしょうか?
スピリチュアルとは「バランス」です。
絶対的なバランスがスピリチュアルです。
あれほどの巨大な星々が何億年もぶつかりもしないで、調和の中で回転し続けています。
もちろん、小惑星や隕石などの衝突はあります。しかし、それさえもバランスを保つための働きや、新たな星を作るためのプロセスにすぎないのです。
全てが生かし合う調和。
宇宙はスピリチュアルなのです。
生と死は日常的なことです。何も特別なことではありません。ただ、ある時空の尺度の中では、数十年に一度起きる特別なこと、あるいは不幸なことだと、勘違いしやすいのであります。
実は我々が生まれることも死ぬことも、この生命の輪廻転生システムからいえば、当たり前のことであり、日常的なことなのです。それを我々が、認め、そしてそれを感じるようになれば、我々は永遠に続く輪廻転生システムを心から楽しむことさえできるようになるのです。
私たちは毎日、生まれ変わりを体験しています。夜眠り、そして再び朝目覚める度に、私たちは死と誕生を繰り返しています。日が昇り、沈むように、私たちは闇と光を行き来し、そして、毎日新しい命を得ているのです。
時空を超えた広い視野から見れば、私たちの一つの人生の死と生まれ変わりも、そのように繰り返し続ける「命の約束」です。夜の眠りについたとき、私たちは必ず目覚めることを知っています。そのように全ての生命は、肉体を脱ぎ去っても、再び新たな人生の中に目覚めるのです。
ハートの中の小さな子供は、愛情を必要としています。
何よりも、あなた自身の愛情を必要としています。
優しく抱きしめてあげてください。
小さな頃のあなたの気持ちを大事にしてあげてください。
その度にあなたは、心深い部分が光になって癒されます。
2017年5月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |