あなたの使命は、あなたの身体の中を流れる血液と一緒です。
一秒たりとも休んではならないのです。
血液が毎秒毎秒身体の中を駆け巡るように、
あなたの使命は常に心の中で駆け巡らなければならないのです。
そうでなければ、あなたの使命は果たせないのです。
どんなに疲れ果てても、心臓が休みなく血液を送り続けるように
あなたは強い意志をもって、使命を果たすように決意するべきです。
過去は変えられるものです。
出来事そのものより、あなたの心を大きく変えることができます。
私には、母親に望まれなかったという思いが、いつもどこかにありました。母親が「この子はいらない」「ほしくない」と言うのを幼い頃に聞いていて、自分は必要とされない存在だと感じ、どこかで両親に気に入られようと頑張っていた自分がいます。
しかし、エネルギー誘導で時をさかのぼって行った時、真実を知る事ができました。
エネルギー誘導では、時空をさかのぼることにより、意識の深い部分にある記憶さえもよみがえらせることができます。
2歳、1歳、0歳と戻り、さらに母親の胎内に戻った時に、その時の母の本当の心が私に聞こえてきました。
母は貧しくて辛い思いをさせたくないので、私を生むことをためらっていました。私自身がいらなかったのではなく、私を幸せにする自信がなかったから、いらない、産めないと思っていたのです。
この事実を知った時、私の中あったさみしさや母へのわだかまりが一気に癒されていきました。そして、母の胎内での記憶を取り戻す作業は、さらに重要な記憶を引き出しました。
それは、生まれ変わりの計画を行なった中間世での記憶です。私は、このことにより、よりはっきりと今世の意味を知る事ができたのです。
古生物を扱う分野において、進化の途上に位置する、発見されていない中間形のものをミッシングリンク(失われた環/鎖)といいます。
生命論、魂の世界におけるミッシングリングは、あなたの意識の底に眠る真実の記憶です。幼い頃や母の胎内での記憶を取り戻す作業は、中間世と今世をつなぐものです。
あなた自身の魂の進化の歴史をたどる中で、失われてしまった大切な真実があります。それを知ることにより、本来の人生を取り戻すことができるのです。
魂の歴史を映画に例えるならば、1世代の人生はフィルムの1コマにもならないくらいの長さです。
しかし、その1コマがないと映画はつながりません。
目標を持つというのは、どのような形で最高の一コマとなる人生を作るのかを目指す作業です。
その1コマはあなたが主役であり、監督であり、演出家です。
それを次の未来世に伝える人生を、あなたは今まさに作り上げているのです。
ハイヤーセルフとは、あなた自身です。
あなたの未来の、最も理想とする最高の方が、ハイヤーセルフです。
様々な経験を経て、最も高まった状態の存在であり、今のあなたではなく未来のあなたです。
ハイヤーセルフは、過去・現在・未来にわたってあなたを導き続けています。
さらに、天使となったり、神々となったりする過程にある方です。
ハイヤーセルフは、あなたが最も効果的にハイヤーセルフに近づく人生を歩むことを望んでいます。
そして、それを助け導いているのです。
例えば、あなたが山のふもとにいるのなら、頂上にたどり着いた方がハイヤーセルフであり、その方から導きを受ける事ができるのです。
ハイヤーセルフとの対話によって、魂の旅の中で自分が今どこにいるのか、先が見えない時に、この道はどこへ行くのか、と尋ねる事ができます。そして、「あなたは今、6合目にいるからこのまま行けばよい」とか、または「このまま行ったら、危険だから道を変えたほうが良い」などと、公平で実践的なメッセージをいただけるのです。
それは言ってみれば魂のための神聖なGPSのようであり、ハイヤーセルフはあなたの歩みを見守り続け、案内してくれています。
ですから、ハイヤーセルフとつながってメッセージを受けるのと受けないのでは、人生の質が変わって来ます。
人生の中では、時には間違うことも大切な時はあります。しかし、導き手がいるのといないのとでは、「人生の質」がまったく変わっていくのです。
経済状況の悪化が進む昨今、多くの方々が仕事や将来の経済状況に不安を抱いて、私のもとへやってきます。
多くの方は真面目に働き、仕事を継続されているのですが、その方々の最も大きな相談内容は、「このままでよいのか、自分にはもっと別の道があるのではないか」というものです。
仕事は生活をする上での大切な収入源ですので、夢だけを語ってはいられないという意見と、とにかくもっと豊かになりたいという気持ちを良く聞きます。自分の望む仕事を見つけるためにはどうしたら良いか、もっと豊かになるためには、条件の良いところを見つけるにはどうしたら良いかという相談が次々と私に寄せられ、私はその度にその方の質問に丁寧に答えています。
しかし、望んだ仕事を見つけることも、豊かになりたいということも、実はすべて同じことだと知っている人はあまり多くはありません。一見違うような内容であっても、実はその人は仕事という体験を通して、成功を収めたい、望む人生を実現したいということなのです。
私は、その時に、クライアントにこのような質問をします。
「今あなたは、お腹がすいていますか?もし、お腹がすいていなければ、何を食べたいかわかりませんから、私は答えようがありません。あなたがもし、『お腹がすいています。そして、私は和食が食べたい、それもお蕎麦が食べたい』というのなら、私は何処においしいソバ屋さんがあるか、値段はいくらか、と明確にお伝えすることができます」
驚くことに、いざ質問されると、自分が本当に何をしたいのかわからない方がほとんどなのです。「どちらの道を選んだらよいのか迷っているから、教えてほしい」という、選択肢さえ考えていない人がほとんどなのです。
お腹がすいているかも、何を食べたらよいかもわからないというような人があまりにも多く、私は明確なアドバイスをしたいのですが、それができずに困ってしまうのです。
自分の仕事や人生で成し遂げたいことを、十分考えリサーチした後で、答えや選択を求めるならば、その人のエネルギーの流れを確実に読み取って、私は間違いない方向を伝えることができると考えています。
自分の人生を、全く見ず知らずのものに、「全部教えてください」、「楽になるよう、楽に生きられるよう、何も考えずにすむようにしてください」と、望む方にアドバイスを与えても、結局自分で決意して行うという力がなければ、何にもならないのです。
あなたの人生はあなたのものであり、誰にも任せることのできない貴重なものです。
成功するかしないかは、あなたがどれだけ自分の人生を愛し、自分自身を大切にするかにかかっているのです。自分を大切に思っている者は、愚かな人生を送ることなど、耐えられないはずです。
人生はその意味では、成功するかしないかのすべてが、自分を心から愛することにかかっています。「愛する者=愛しい自分」に成功の道を歩ませてあげたいという愛情そのものの行為が、人生を成功に導くのです。
今年もまた、夏の甲子園大会が始まりました。数十年前、私は沖縄でひたすら甲子園に出場することを夢見ていた野球少年でした。地方予選の準決勝で、私の学校は現在も甲子園に出ている興南高校と対戦し、惜しくも4対2で敗れ、私の高校の野球生活は終わりを告げました。その後、私はパイロットを目指し、航空大学の受験をしましたが失敗し、ようやく獣医科大学に入って獣医師となり、専門学校での仕事を経て、動物病院を開業し、現在へといたりました。
今から思うと、その当時の願いはほとんど叶わなかったように思います。獣医師になった当初の目的は、動物園で働くためであり、それも全て夢に終わってしまいました。当時、失敗の連続であった私は、「なぜ自分の夢は叶わないのか」、「目標が達成できないのか」と、ずいぶん悩んだものです。しかし、今振り返ってみると、すべてが望んだ様にならなかったのは、私にとっては有り難いことであったと思うのです。
人生の使命を知った今では、あの時の夢が実現しなかったのは、そのことによって、本来の道を歩めるよう、大いなる存在が「道しるべ」を作ってくれたのだと感じています。その場限りの目標や夢は、あなたの本当の目標、すなわち使命に対する思いを鈍らせてしまうことさえあるのです。
大切なことはただ一つ、あなたが今世の使命を見出そうとするならば、そしてその道を歩むならば、必要なものはすべて必要な時に与えられると知ることです。
謝る事が苦手です。どうしたら、上手く謝れるでしょうか?
という質問に対して・・・・・・
謝るということは、相手を心から認めるということです。
自分が間違っていた、負けたという感覚は
本当の意味で「謝る事」にはなりません。
心から謝れる人は、あなたの事が大好きです。
あなたを尊重しています。
そのような思いが湧き上がったときに、心から「ごめんなさい」と言えるのです。
時に人は謝るという事は、相手が正しくて自分が間違っており、
自分に非があったという考えで謝ろうとしますが、
そのような気持ちで謝られた相手は、一時は優越感に浸る事もできますが、
本当の意味での慰めや満足を得ることはできないのです。
愛情を持って認めてくれた、自分の事をわかってくれた、という思いを感じた時に
相手は真の謝る心を感じ、感謝してくれたと理解して、嬉しくなるのです。
ある方が人生を歩んでいます。
その時に、「自分には無いものや自分が必要としているものを
誰かから教えてもらいたい、気づかせてもらいたい」
と考えるようになると、同じようにそのことを感じている人と
お互いの意識が共鳴し、互いに引き付け合い、結び合う状態になります。
その時に友情が生まれます。
通常、友情は同姓の間で生まれやすくなりますが、
たまには異性間にも友情が生まれることもあります。
男女間の恋愛とは違って、
友情はいつまでも同じ体験を共有しようとするのではなく、
互いの人生に必要なことを分け合うということが友情の基本的な原則なのです。
恋愛は常に互いが同じ感覚や空間を共有しようとしますが、
友情はそれぞれの時間や空間を大切にして
お互いが成長進歩することに価値を見出し、喜びを感じるものなのです。
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大切なものを互いに分け与えたり、教え合う、導き合うのが真の友情です。
友情にとって大切なことは、あくまでもフィフティー・フィフティーの関係、
すなわち、共有するという割合が同じことが理想とされます。
どちらか一方だけが相手から教えられたり、相手から導かれたりするようになると、
そこには師弟関係や上下関係が生まれ、友情とはいえなくなってしまい、
結局、そこで関係が終わりになることが良くあるのです。
人が苦手です。どのようにしたら人間関係が上手く行くのでしょうか?
という質問に対しての答え。
私たちは幼い頃から他人と仲良くするように言われ続け、
仲良くできない事は悪いことであり、
誰とでも仲良くできる人は、素晴らしいことだと思い込んでいます。
しかし、それは本当でしょうか?
もし、あなたが過去世において大都会に住み、
常に多くの者と話し合わなければならない環境だったとしたら
仲良くすることが生き延びる大きな手段となり、
それを今世も大切にするようになります。
生きる手段として表面的に浅く広く付き合いながら
自分の人生を上手く生きようと考えるのです。
反対に、もし、あなたが小さな部落や単独生活の体験をしていたら、
人と仲良くするよりはむしろ、人を避けたりする生き方が強く残っています。
そのため、自分が心を許す者以外の不特定多数の人と付き合う事は
苦手になり、自分の身を守るために仕方なく行うようになるのです。
誰とでも仲良くなれるという考え方は、
過去世やその者の持つ魂の特質から言えば、
必ずしも素晴らしいことであったり、理想とすべきものではありません。
人は一人では生きられません。
例えどんなに人が苦手でも、
その人は自分を愛し、認めてくれる人が必要なのです。
同じように多くの人と浅く広く付き合える人でも、
心に深く寄り添う大切な人が必要なのです。
あなたにとって大切な人が一人か二人いれば
あなたの愛情は十分に満たされるのです。
もし、あなたが人が苦手だと感じるのなら、このように思ってください。
「私は特定の人と深く付き合うことを望んでいるのだ。
多くの人と付き合う事は必ずしも必要ではない」と。
あなたが自分の性格や行動パターンがそのようにしてわかれば、
あなたは人が苦手だと言うことが
それほど大きな問題ではないことがわかります。
自分の好きな人と、深く理解し合い、
認め合うことが、一番大切なのだと思ってください。
将来が不安でたまりません。どのようにしたら、未来に希望が持てますか?
という質問に対して・・・
全ての生命は光で始まり、光でフィナーレを迎えます
人生の途中で人はそれぞれの体験をして
善悪の判断をし、最も良い方向に進むことを学ぶのです。
間違いなく言えることは、あなたは闇に向かっているのではなく
光りに向かっているのです。
あなたが誠実に熱心に幸せを求めて生きていく限り、
あなたを不幸にさせる者は誰もいないのです。
必ず幸せになると信じて、ありのままで、未来へ向かって歩んでください。
例え小さな歩みであっても、あなたが間違いなく一歩一歩進んでいけば
幸せの頂上にたどり着くことができるのです。
2017年5月 | ||||||
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