桜の季節も終わろうとしています。ちりゆく姿も美しい桜。
皆さんは、今年はどのようなお花見をしましたか?
今日は、今年も感動を与えてくれた桜たちへの感謝をこめて、日本最古の桜「高山神代桜」との対話をご紹介します。
私は長年、獣医師として診療を行う中で、動物と心で対話するアニマルコミュニケーション能力に目覚めました。
ハートを開き、意識をつなげると、高山神代桜の素晴らしい心が、私に語りかけてきました。
「幾多の年月を経て、私は神と仏を同じように愛し、信じてきました。
多くの時間の中で、様々な人が私を見て、感動し、喜んでくれました。
その度に私は、人々に神も仏も一つであり、皆、すべての命を愛していると伝えてきました。
もう少しで私の長きにわたる齢も終わるかもしれませんが、私の思いは決して変わることはありません。
どうぞ、皆さんが信仰をもって、未来に希望をもって、幸せになりますように......」
この桜は、神話の武将ヤマトタケルノミコトが、東征の際に植えたという伝説があり、「高山神代桜」という名前の由来になっています。
そして、13世紀頃、日蓮聖人がこの木が衰えているのを見て、回復を祈り、よみがえったということから、「妙法桜」とも言われています。
「私は神と仏を結ぶ者です」
と神代桜はさらに私に語りかけました。
神が祭られていた、いにしえの時代。そして、仏教が伝来し、神道と融合しながら、人々に浸透していった歴史。
神代桜が見つめ続けてきた、日本の精神性と時の流れが垣間見えます。
神代桜のメッセージと生き様は、信教の自由が認められ、神仏習合、渾然一体となった、日本の精神性を象徴しているかのようです。
「私の花と花の色と香りによって、神と仏へのいつくしみを感じてください。
ここにいらっしゃるすべての方が、心を浄め、さらに幸せになりますよう、心から祈っています」
神も仏も、神聖なものはすべてひとつ。それは愛です。
全生命を使い、神聖な存在への信仰と愛をささげている、高山神代桜。
風に舞うその花は、神と仏への愛の捧げものだと教えてくれました。
花が咲き、散って、一年がめぐり、再び花が咲く。
それは輪廻転生そのものであり、私たちの生命も、宇宙の大樹の中でめぐっているのです。
謙虚に、ひたすら静かに祈る姿に感動し、素晴らしい教えをいただいたことに心からの感謝を伝えました。
地球上にはたくさんの聖者がいます。
それは人だけではありません。
ひとたび、ハートを開きさえすれば、すべての命があなたに神聖な愛を語りかけてきます。
皆さんもぜひ、身近な動物や植物と心をつなげてみてください。
きっと素晴らしいコミュニケーションができるはずです。
◆アニマルコミュニケーションワークショップ2017
第1回 5月13日(土)15:00~18:00
「動物の気持ちがわかるパーフェクトメソッド」
第2回 6月24日(土)15:00~18:00
「動物と一生幸せに暮らす5つの法則」
第3回 8月26日(土)15:00~18:00
「動物の心と身体を癒すアニマルヒーリング」
【料金】一般:3,000 会員:2,000円
【場所】アルケミストホール
【申込】インターネットお申込み⇒ https://ws.formzu.net/fgen/S29452085/
お電話からのお申込み⇒ 044-833-4981
単発受講も可能!
詳細はこちら⇒電子チラシ
◆アニマルコミュニケーションカレッジ9月24日(日)開講!
第29回 「世界にはなぜ、多くの宗教や様々な宗派があるのか」という問いに対して
神はその人の求めに応じていろいろな形をとり、姿かたちを現わします。
ある者はイエス・キリストを求め、ある者はアッラーを求め、ある者は自分の信ずる神の姿を求めて祈ります。
宇宙に偏在する神々は熱心に祈るそれらの者に祝福を与えるため、様々な形をとって姿を現すのです。
覚えておきなさい。大切なことは、姿形ではなく、その神の伝える教えなのです。
すべての宗教は正しいと思いなさい。
しかし、それを扱う者が間違って使ってしまうことが多いのも確かです。
高い山の頂上を目指して歩んでいる者が、ある者は東から、ある者は西から登っているとしましょう。
多くの宗教家たちは自分が正しい道を歩んでいると主張して、自分とは違う道を歩んでいる者を見ると、批判し、自分と同じ道を歩むようにと主張します。
この考え方は間違っています。
いずれは同じ頂上にたどり着くのだから、互いにベストを尽くして各々の道を登っていき、頂上に達したなら、共に各々の信ずる神に感謝し、互いに祝福しあいましょうという者が真の宗教者なのです。たとえ世界中にどんなに多くの宗教があっても、本質は同じなのですから。
違った姿形を超越して、真の目的に向かって進むべきなのです。
|
2017年4月 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 |