◆Message
愛するということは、行動をすることです。
愛に基づいた行動をためらったり、
やめてしまったりしないことです。
愛するなら行動することです。
感謝するとは、相手を尊重することです。
あなたが愛と感謝をもって、相手を尊重し、行動するならば、
相手の方は心からの喜びと幸せを感じるようになります。
(第10期ヒーリングカレッジ 第5回目授業メッセージ&講義より)
愛に基づいて行動すると、相手の方に、どうしても直してもらいたい、どうしても気づいてもらわないと困ることを伝えるべき時があります。
そのような時、我々は勇気をもって伝えなければなりません。
相手を尊重し、相手が幸せになるために伝えるのです。
家族やパートナー、友人、会社の上司、部下、様々な人間関係において、相手にどうしても大切なことを伝えなければならない時があります。
しかし、怒りにまかせて、「どうしてあなたはこういうことをするんだ!」と叱りつけ、自分の感情をぶつけてしまってから、「あなたを大事に思っているから言うんだよ」と言っても効果は半減します。
相手が決して心地よいと思わないことを伝える時は、まず「あなたのことがとても大事なんだ。大切なんだ」と言った上で、「ただし、このことについては違うよね」と伝えるのです。
感情的になり、伝え方がまずい人が多くいます。それは親からそうされてきたからです。
ヒーラーは素晴らしさを伝える者です。ヒーラーはいかなる状態であっても、相手を尊重しなければなりません。その上で、伝えるべきこと違うと思うことを伝えるのです。
最初に相手の素晴らしさを伝えて尊重し、愛に基づいて行った時に、はじめて相手は聞く耳を持ちます。
その時、相手の反応はどうなるでしょうか。例え、相手が不満そうにしても、なにをしても、期待してはなりません。誠心誠意、愛情をもって伝えた結果、それをどう受け取るかという責任は相手のものです。
ヒーリングを行い、例え「全然良くなりません」と言われても、一喜一憂しないことです。ヒーラーはただひたすら愛と感謝を持って伝え続け、癒し続けるるのです。相手の反応にまで責任をとる必要はありません。しかし、そのためには、我々は常に愛に基づいた行動と感謝をもって行うことです。
多くの人が、「私はあなたのことを思って『正直に』話した」と言います。しかし、そのやり方が間違っています。『正直さ』を思い違いしたまま、相手の心を感じるよりも、自分の気持ちをそのままぶつけてしまうのです。
相手に愛と感謝、尊重を伝え、「幸せになりますように」と祈って伝えることからはじめましょう。
何かを伝える時、「優しく言いましょう」ということも良く聞きます。
オブラートに包んで、相手が傷つかないように伝えようとする人も多いと思います。
しかし、駄目な時は駄目と伝えなければならない時もあります。
その時重要なのが、相手に対する愛と感謝です。
相手はすぐには理解できないかもしれません。あなたに反発をするかもしれません。しかし、結果的に感謝されるでしょう。
愛と感謝をもって、そして「勇気」を持つことです。
相手からの反対や批判を恐れて、本当に伝えたいことを伝えないのは間違っています。
愛に基づく行動によって伝えたとき、あなたも相手の方も幸せになるのです。
2016年7月 | ||||||
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