人が苦手です。どのようにしたら人間関係が上手く行くのでしょうか?
という質問に対しての答え。
私たちは幼い頃から他人と仲良くするように言われ続け、
仲良くできない事は悪いことであり、
誰とでも仲良くできる人は、素晴らしいことだと思い込んでいます。
しかし、それは本当でしょうか?
もし、あなたが過去世において大都会に住み、
常に多くの者と話し合わなければならない環境だったとしたら
仲良くすることが生き延びる大きな手段となり、
それを今世も大切にするようになります。
生きる手段として表面的に浅く広く付き合いながら
自分の人生を上手く生きようと考えるのです。
反対に、もし、あなたが小さな部落や単独生活の体験をしていたら、
人と仲良くするよりはむしろ、人を避けたりする生き方が強く残っています。
そのため、自分が心を許す者以外の不特定多数の人と付き合う事は
苦手になり、自分の身を守るために仕方なく行うようになるのです。
誰とでも仲良くなれるという考え方は、
過去世やその者の持つ魂の特質から言えば、
必ずしも素晴らしいことであったり、理想とすべきものではありません。
人は一人では生きられません。
例えどんなに人が苦手でも、
その人は自分を愛し、認めてくれる人が必要なのです。
同じように多くの人と浅く広く付き合える人でも、
心に深く寄り添う大切な人が必要なのです。
あなたにとって大切な人が一人か二人いれば
あなたの愛情は十分に満たされるのです。
もし、あなたが人が苦手だと感じるのなら、このように思ってください。
「私は特定の人と深く付き合うことを望んでいるのだ。
多くの人と付き合う事は必ずしも必要ではない」と。
あなたが自分の性格や行動パターンがそのようにしてわかれば、
あなたは人が苦手だと言うことが
それほど大きな問題ではないことがわかります。
自分の好きな人と、深く理解し合い、
認め合うことが、一番大切なのだと思ってください。
どうしたら、インナーチャイルドを癒すことができますか?という質問に対して・・・
私は昔、インナーチャイルドと話しをすることができずに悩んだことがありました。
そして決意してインナーチャイルドと話しをするためには、何でもしようと心に決めました。
「あなたと話がしたい。どうかあなたの気持ちを聞かせてほしい」と言って、
私は自分の心の内に目を向けて、強く願い続けました。
ようやく見えた私の小さなインナーチャイルドは、涙を目にいっぱい浮かべて
私が彼をないがしろにしていることや、冷たくあしらったことを訴えてきました。
思い返せばまったくその通りで、
その頃の私は、自分の欲求や願いなどをすべて余計なことだと拒否して、
ただひたすらストイックにスピリチュアルな道を歩んできました。
私は、ありのままの自分を心から嫌い、理想の自分を求め続けていたのです。
その結果、私は自分に対しても、人に対しても心の冷たい者になり、
嫌味な男になっていたと思います。
私は、泣き続けるインナーチャイルドに心から謝り、
「どうしたらよいか教えてほしい」とたずね続けました。
するとインナーチャイルドは重い口をようやく開いて、
「心はすぐに変えられるけど、身体は中々変えられない」と言って、
急に菜食主義者になった私に注意を促してくれたのです。
確かに私は、お肉はそれほど望んでいませんでしたが、
好きな魚介類を断つことは苦痛でした。
インナーチャイルドは、小さな手で
「このぐらいの小さなエビでいいから食べたい」と遠慮がちに言いました。
その後、私は喜んで小エビかき揚げ天ぷらを約束どおり食べました。
その時、心が温かいもので満たされ、涙があふれてとまりませんでした。
私はうれしくてたまらず、インナーチャイルドにただただお礼を言い続けました。
その時から私の表面的な意識と内なる心は、争うことなく一致して、
私は今まで悩まされ続けた「二心」から解放されたのです。
あなたの内なる心であるインナーチャイルドは、あなたと話したがっています。
どうか自分の心に手を当てて、話を聞いてあげてください。
そうすれば、あなたのインナーチャイルドは癒されます。
先日、船井メディアのリスニングマガジン
「JUST よみがえる21世紀」のスペシャルインタビューを受けました。
編集長であり、インタビューアーである人見ルミさんがお話を進めて下さる中、
私がアニマルコミュニケーションをするまでの経過や、
さらにはサイババ様との出会い、過去世をみるまでの状況など、
様々なことをお伝えすることができました。
来年3月号として発売予定ですが、興味のある方はどうか聞いてみてください。
私が現在に至るまでの内容がほぼ網羅されており、
なぜ過去世を見るようになったのか、から始まって、
現在行っている活動までが、ある程度、理解しやすくなっていると思います。
人見さんも、とても喜んでくださっていたようでした。
人見さんが出版した『インド賢者7つの教え あなたが持っている幸せのマスターキー』の感想をお伝えすると、インドでの話が大いに盛り上がり、
お互いにまたインド仲間として頑張っていきましょうと約束し会いました。
彼女の本はとても楽しく、一気に読みきってしまうほどウィットに富み、
インドの様々な文化・宗教・習慣が生き生きと書かれています。
一読の価値があるお勧めの本です。
ザ・フナイ編集長・高岡さん(左)、JUST編集長・人見さん(右)
とても素敵なお二人でした
先日、八ヶ岳連峰の主峰である赤岳に登ってまいりました。
雪が降り始め、いたるところが凍っている山道の中で、
硫黄岳から横岳を通って赤岳までを縦走したのでありますが、
美しい光景とは裏腹に、
山の厳しい表情に何度か身のすくむような思いをさせられました。
稜線の風は身をちぎるように厳しく、
思わず私は、山に向かって「ごめんなさい」と謝っていました。
大自然の中に身を置くと、自分はあまりにもちっぽけで無力な存在であると痛感し、
思わず謝ってしまったのであります。
何度も苦しい思いをしながらやっと赤岳の頂上に着いた私は、自分の無力さと、
それでもなおかつ私を受け入れてくれる山の度量の大きさに、心から感動しました。
美しい赤岳は、私に次のようなメッセージを残してくれました。
私は、はるか遠く海底から、少しずつ押し出され、現在のような山になりました。
一つ一つ時を重ねて、私たちはこのような高さに至ったのです。
あなたもたゆまず、一歩一歩努力を積み重ね、
私たちと同じように高きを目指す者として頑張るようにしなさい。
わたしはこのはげましに感動し、雲海の彼方に見える夕日と共に、
それぞれの山が協力し合い語り合って、成長する姿に、心から感謝をしました。
私は長年大山に住み、このように冬が来るたびに
葉を色づかせて自分の生きていることを知らせてきました。
そして、春になれば、また若々しい緑の葉を出して
いつまでも生きる喜び、生き続ける喜びを感じるのです。
どうかこの葉を、散りゆく葉ではなく
新しい変化の色であると知ってください。
皆さんも冬になったらば
あたらしい生命を生み出すための準備の期間だと思って
元気に新しい年を迎えてください。
私はこのようにして、これからも100年、200年と生きたいと思っています。
~大山の木のメッセージ~
私は、山を歩くことによって自然から様々なことを教えていただいています。
木々は美しい紅葉と散りゆく葉を見せながら、あたらしい生命への希望と喜びを語ってくれました。
盛岡でのカレッジにおいては様々なメッセージを受け取っております。今回は盛岡地方裁判所の前で巨大な花崗岩と共に生きる「石割桜」という、桜さんと石さんのメッセージをお伝えしたいと思います。
石割桜
石割桜さんは直径約1.35m、樹齢360年を越える桜です。1923年には国の天然記念物に指定されました。盛岡の観光名所のひとつで、春の訪れを告げる桜として、多くの人々に親しまれています。この桜さんと石さんに出会った時、「石割」という名前に私は違和感を持ちました。そして、桜さんと石さんの深い意識にアクセスしたとき、彼らの真実の姿が見えてきたのです。彼らのやさしくも美しいオーラが見せてくれたのは、今まで誰も知ることのなかった石たちの愛の物語とそれを守ろうとした純粋な桜の心でした。
石割桜のオーラ
遠い昔、石割桜さんの根元にある巨石は、もともと魂的には夫婦石でした。大きな一つの石でありながら、右側が男性、左が女性の石の意識を持っており、夫婦石として存在していたのです。そして、夫婦は互いが強いきずなで結ばれていました。しかし、時がたつにつれて次第に石は風化し、中に亀裂が生じ始めてしまいました。さらにその後、石は落雷を受けて大きな割れ目ができてしまいます。石たちは「離れたくない」とお互いを求めていました。ところが、左側の石は割れ目によって風化が早まり、そのまま右の石から離れてしまいそうでした。
その時、「互いを失いたくない」という石たちの思いに応えたのが、エドヒガンザクラの小さな種でした。やがて、小さな種は芽を出し、若木となり、石にできた亀裂を癒していきました。力強く成長した桜の根と幹は、互いの石をしっかりと繋ぎとめていきました。
力強く成長した桜の根と幹は、現在も互いの石をしっかりと繋ぎとめています。さくらさんは一生をかけて、石の夫婦の切なる願いをつなぎとめているのです。
ですから、石割桜は石割ではなく、石をつなぐ「つなぎ桜」なのです。石たちの愛とそれをつなげるさくらさんの愛、3つの魂が呼応してあのような素晴らしい姿を表しているのです。
その後、空(くう)ちゃんはロシアで亡くなったご主人を追いかけて、ロシアに生まれ変わります。しかし、それでもご主人を見つけることが出来なかった空ちゃんは、次に樺太に生れ、中国に生れ、朝鮮、北海道、そして現在の岩手に生まれ変わりました。空ちゃんは100年もの時を超えて、6世代前のご主人を追い続けていたのです。それが空ちゃんの顔のまわりにある、ブルーのさみしさのエネルギーでした。そして、空ちゃんは今でもお寺を訪れる人の中にご主人の姿を探していたのでした。
空ちゃんの顔の周りに見えるさみしさのエネルギー
過去世で空ちゃんの飼い主であった方は、現在どこにいるのでしょうか?空ちゃんの魂はそれを知ることを求めていました。空ちゃんの思いにこたえるように、過去世の飼い主の現在の人生がメッセージによって伝えられました。
過去世を思い出している空ちゃん
空ちゃんの過去世の飼い主さんは現在カナダの女性として生きています。看護師として働いており、ご主人を早くに亡くしていました。まるで、妻を残して亡くなってしまった鎌倉の過去世での逆の立場を体験しているかのようです。しかし、子供もおり、今は幸せな人生を送っています。鎌倉での過去世の経験のため、日本文化に興味を持っており、一度日本を訪れたことがあるようでした。
しかし、残念ながらこの女性は、表面意識においては空ちゃんとの人生を記憶してはいませんでした。人間は生まれ変わりのスパンが長いため、どうしても動物たちに比べて過去世の記憶をとどめていくことは難しいのです。しかし、彼女の魂の深いところには、忠実に一途に主人を愛していた鎌倉での空ちゃんの姿が残っており、そのため現在もカナダで犬との生活を大切にしているのでした。
代表に自分の想いを伝える空ちゃん
愛し合い、互いを大切に思い合った体験は決して消えません。必ず魂の中に残り、その愛情は新しい出会いの中でさらに大きく広がっていくのです。捜し求めてきた鎌倉のご主人が、自分を覚えていなかったことに、空ちゃんは納得がいかない様子でしきりに敷物を噛んでいました。しかし、命は決して途切れることなく生まれ変わり、空ちゃんの愛情も現在のカナダの女性の中で生き続けていることに、空ちゃんは気づくでしょう。たとえ離れ離れであっても、分かち合った愛情は永遠に生き続けるのです。たとえ、悲しい別れがあったとしても、大切な人は生まれかわり、生き続けていくのです。
死は決して終わりではありません。そして、過去において分かち合った愛情は、現在の人生を彩り、幸せを導いているのです。
現在アルケミストでは、川崎市のアルケミストホールにて第3期ヒーリングカレッジの授業が行われています。私は、より多くの方にアルケミストのヒーリングを知ってもらいたいと願っていますが、盛岡では祇陀寺(ぎだじ)の方々のご協力のもとで、もう一つのヒーリングカレッジが行われています。先月は鹿児島でのカレッジが無事修了式を迎えましたが、今度はいよいよ盛岡でフェスティバルが行われます。各地の熱心な方々のサポートのおかげで、アルケミストが広がりを持ち始めているのは大変うれしいことです。
そして今回の盛岡出張では、ヒーリングカレッジの授業の他に、アニマルコミュニケーションのデモンストレーションを行いました。モデルとなったワンちゃんは、空(くう)ちゃんという柴犬さんです。今回は、空ちゃんの過去世と時を超えた一途な愛のお話を皆さんにお伝えしたいと思います。
空ちゃんは、お寺の娘さんの家に飼われています。その方は仕事で自宅にいられる時間がほとんどないため、空ちゃんもお寺のアイドルとして通勤しているそうです。空ちゃんがこのような特別な環境で生活しているのには、実は過去世に深い理由がありました。
空ちゃんのオーラを見ていくと、頭の上の5つの点が見えます。この5つの点は空ちゃんの5つの過去世であると、高貴な存在からのメッセージは伝えてくれました。さらに、首や顔の周りの色合いから、6世代前の日本の世界が見えてきます。そして、1907年の鎌倉の映像がエネルギーの中から浮かび上がってきたのです。
空ちゃんのオーラ
1907年の過去世の鎌倉の世界。100年以上も経った今も、空ちゃんの中には切ない想いと大切な記憶が息づいていました。過去世の空ちゃんの飼い主は、大柄な男性の方であり、空ちゃんは毎朝そのご主人とお寺を散歩していました。さらに、この時の主人は軍医であることが、空ちゃんの記憶の中から読み取れます。空ちゃんはご主人を心から愛し、そして子供がなかったご主人はまるで我が子のように空ちゃんをかわいがっていました。
ところが、幸せな生活は長く続きませんでした。ご主人が日露戦争に軍医として出兵してしまい、奥さんと空ちゃんは、大切なご主人を見送ることになってしまうのです。「どうか無事に帰ってきてほしい」と、奥さんは毎日お寺に通ってご主人の無事を祈願しました。空ちゃんも奥さんと共に祈り、ご主人の帰りを待ち続けました。しかし、ご主人はロシア軍の捕虜となってしまい、そのまま亡くなってしまうのでした。
その後、空ちゃんはご主人がどうなったのかわからないまま、奥さんの実家で人生を終えました。そして、大切な人を待ち続けた空ちゃんの魂には「人は亡くなったらどうなるのか」、「また大切なご主人に会いたい」という思いが強く残ったのでした。
(時を超えた想いⅡへ続く)
動物は皆、人が神を目指すように人になることを目指しています。
動物にとって人は神聖な存在であり、尊敬すべきものなのです。
その為、神を目指す者として、我々人間は動物に模範を示さなければならないのです。
そして、我々は動物より忠誠心を学び、自らの信仰心を高める必要があります。
~人と動物の関係についてのメッセージ~
13日に那須塩原市にある乗馬クラブ「那須トレーニングファーム」へ行ってまいりました。通常の乗馬クラブとは違ってこのトレーニングファームは、オリンピック選手でもあり、社長でもある広田龍馬さんによって運営されており、毎月のように障害馬レースの大会が開かれて、厩舎にいる馬たちはすべて十分に調教され、人間で言えばアスリート集団とも言える馬たちです。
今回トレーニングファームへお邪魔したのは、アルケミストネイチャークラブ主催のワークショップや、アニマルコミュニケーションカレッジにおいて、馬とコミュニケーションするための実習地として考えたためであり、そのことを広田社長にお話ししたところ心よく了承してくださり、さらに社長自らも、これからの教育に乗馬を生かしたいという熱き思いを私に語ってくれました。
馬に乗るだけではなく、通常行われている馬の世話や掃除手入れなど、全般にわたって行わせていただくことになり、今から楽しみにしている次第です。日程もすでに決まっており、5月20日(水)・21日(木)に、限定20名でお邪魔して素晴らしい馬とのコミュニケーションを参加者と共に楽しみたいと思っております。
内容や金額など詳細が決まりましたら、またお知らせいたします。
3月11日に軽井沢の国立公園内にある小瀬温泉ホテルに宿泊いたしました。現在パークホテルは改築をするために本館である小瀬温泉ホテルに泊まらせていただいたわけですが、大自然の中に佇む趣のある素晴らしい旅館であり、源泉かけ流しの温泉という素晴らしい設備の中で、パークホテルのオーナー夫妻と息子さんと素晴らしい時間を過ごすことができました。
特にパークホテルは野鳥がたくさん集まってきて、朝になると手のひらに直接のってえさをついばむ姿を見ることができ、これからはぜひとも野鳥の好きな方や、大自然を愛し自然とコミュニケーションできる方々をパークホテルにご案内して、様々なセミナーを行いたいということを提案しました。そして、パークホテルのお三方はその提案に口をそろえて喜んでくださり、「ぜひともそのようにしたいので、よろしくお願いします」と依頼されたのであります。今後、改築が終了するまでの間に、いくつかのセミナーやワークショップを計画して、早ければ今年の年末から実際に行いたいと考えております。国立公園の中にあるホテルということで、自然環境が完全に守られており、これからますます楽しみな小鳥とのコミュニケーションができそうであります。
2017年5月 | ||||||
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