神は最も必要な時に、祝福を与えます。
長い時の中で、私たちが最も大切なことを成し遂げることができるようにするのです。
誰も否定されてはなりません。
例えその者がどのような事を行ったとしても、やり直す機会を与えるべきです。
そのやり方が輪廻転生の仕組みなのです。
2016年2月14日 ヒーリングフェスティバル特別記念セミナーメッセージ抜粋
もしも私たちが選択をあやまったとしても、誰かに責められたりはしません。大いなる存在は、「最低でも3世代の人生で学びを終わらせなさい」、「今世こそ、使命を成し遂げなさい」と強要することはないのです。
かりにその人生で使命が達成されなくても、生まれ変わって何度でも再チャレンジすることができます。輪廻転生とは、私たちが「使命を達成するまで待つ」という大いなる存在の愛そのものの現れなのです。私たちは大いなる存在か贈られた自由意志にによって生きることができる、それが貴重な体験の機会となるのです。
人生は一回では終わりません。
何度も何度も繰り返し行われ、完成するまで終えることはないのです。
大切なことは、人生にはすべての体験をするという目的があるということです。
生と死は日常的なことです。何も特別なことではありません。ただ、ある時空の尺度の中では、数十年に一度起きる特別なこと、あるいは不幸なことだと、勘違いしやすいのであります。
実は我々が生まれることも死ぬことも、この生命の輪廻転生システムからいえば、当たり前のことであり、日常的なことなのです。それを我々が、認め、そしてそれを感じるようになれば、我々は永遠に続く輪廻転生システムを心から楽しむことさえできるようになるのです。
私たちは毎日、生まれ変わりを体験しています。夜眠り、そして再び朝目覚める度に、私たちは死と誕生を繰り返しています。日が昇り、沈むように、私たちは闇と光を行き来し、そして、毎日新しい命を得ているのです。
時空を超えた広い視野から見れば、私たちの一つの人生の死と生まれ変わりも、そのように繰り返し続ける「命の約束」です。夜の眠りについたとき、私たちは必ず目覚めることを知っています。そのように全ての生命は、肉体を脱ぎ去っても、再び新たな人生の中に目覚めるのです。
あなた方は、皆、
大変な、大変な経験をしてこられた方々です。
たかだか数十年の人生の視点からでは測れないほどの、
生命の歴史があるのです。
たった数十年の人生だけで終わってしまう存在ではありません。
過去は変えられるものです。
出来事そのものより、あなたの心を大きく変えることができます。
私には、母親に望まれなかったという思いが、いつもどこかにありました。母親が「この子はいらない」「ほしくない」と言うのを幼い頃に聞いていて、自分は必要とされない存在だと感じ、どこかで両親に気に入られようと頑張っていた自分がいます。
しかし、エネルギー誘導で時をさかのぼって行った時、真実を知る事ができました。
エネルギー誘導では、時空をさかのぼることにより、意識の深い部分にある記憶さえもよみがえらせることができます。
2歳、1歳、0歳と戻り、さらに母親の胎内に戻った時に、その時の母の本当の心が私に聞こえてきました。
母は貧しくて辛い思いをさせたくないので、私を生むことをためらっていました。私自身がいらなかったのではなく、私を幸せにする自信がなかったから、いらない、産めないと思っていたのです。
この事実を知った時、私の中あったさみしさや母へのわだかまりが一気に癒されていきました。そして、母の胎内での記憶を取り戻す作業は、さらに重要な記憶を引き出しました。
それは、生まれ変わりの計画を行なった中間世での記憶です。私は、このことにより、よりはっきりと今世の意味を知る事ができたのです。
古生物を扱う分野において、進化の途上に位置する、発見されていない中間形のものをミッシングリンク(失われた環/鎖)といいます。
生命論、魂の世界におけるミッシングリングは、あなたの意識の底に眠る真実の記憶です。幼い頃や母の胎内での記憶を取り戻す作業は、中間世と今世をつなぐものです。
あなた自身の魂の進化の歴史をたどる中で、失われてしまった大切な真実があります。それを知ることにより、本来の人生を取り戻すことができるのです。
あなたが目指すものは何ですか?
すべてはあなたが目指すものにつながっています。
すべては、あなたのハートの中にある神聖火花に向かっています。
その輝きを表すために、私たちは様々な体験をしていくのです。
ですから、恐れずに、体験してほしいのです。
やらないで後悔しないでほしいのです。
あなたの中にある神聖なものが解れば解るほど、
あなたは真の輝きを取り戻していきます。
私たちの人生は、例えるならば長編映画のわずか1コマです。
1コマですが、かけがえのないピースです。
これがなければ、あなたの神聖な物語は続きません。
では、どういう風に、この旅を続ければよいのでしょうか?
それは、今自分ができることを、精一杯行なうことです。
あなたのやるべきものを続けるのです。
それが未来に対しての、あなたの大切な役割です。
皆さんはものすごいグレートジャーニーをしているのです。
大陸だけではなく、星を越えて、何世代もの人生を越えて、
さまざまな生命の種をこえて、魂の旅を続けているのです。
「私は平凡です」
という方もいますが、その体験が必要だからなのです。
過去世の中で大冒険や戦い、辛いことがあった方には、休息も必要なのです。
皆さんは期待されています。
だれから期待されていると思いますか?
それは、あなたの過去世の人々からです。
例えるなら、あなたは今ステージの中央で主役として人生を生きています。
そのステージを、あなたの過去世の人々が見守っているのです。
「どうか、頑張ってほしい。
自分たちが成し遂げられなかったことを成し遂げてほしい。
そして、自分たちのできなかった分も、より多くの体験をしてほしい・・・」
彼らは、そのような思いであなたの人生を応援しているのです。
過去世の人々は、皆、今もいるのです。
見えないけれども、皆、確かにあなたの中にいるのです。
私がお伝えしたいことはただ一つです。
それは、一人一人の裡には神聖な火花が輝いているということです。
その輝かしい魂の光りに皆さんが気づいた時、
現在かかえている問題や悩みは、
それを知るための手段であったと気づくはずです。
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2010年5月20日第3回 船井塾の講演
「声なきものの声を聞く Dr.高江洲の世界」
~動植物から宇宙にいたるすべて~
からの抜粋。
なぜ過去世を知る必要があるのかという質問をいただきましたので、メッセージと私の体験からお答えしたいと思います。
私は1998年インドに向かう飛行機の中で、「過去を解き明かし未来を語る者」という自分の使命を知りました。それまでは、私自身も過去は済んだことなので知る意味はないと思っていました。しかし、使命を告げられてから過去世が見えるようになると、その大切なつながりが明らかになってきたのです。
使命を告げられた時に見えた連綿とつながる過去世のヴィジョン
我々はなぜ輪廻転生するのか?それは、体験して体験して、成長し、神にいたる道を歩むためです。過去世を見るのは、そのような転生の中で自分の今までの流れがどのようなものであったのかということを知るためです。私たちの魂は大いなる生命の流れの中で、気の遠くなるような生まれ変わりの旅を続けています。その中には様々な過去世があり、成功した人生も失敗した人生も、幸福な人生も不幸な人生もあります。そのそれぞれの体験が私たちの性格や嗜好、考え方に影響を与え、現在の人生を形作っています。そして、過去世で成し遂げられなかった物事や思いが現在の人生においても、重要な役割をもっているのです。それをクリアーにすることによって、私たちは本来の自分の人生を取り戻し、前に進むことができます。
過去・現在・未来を知って初めて、本当の自分の姿を見ることができます。ですから過去世を知るのは「自分を知るため」です。自分の魂の流れ、どこへ進めば良いのか、どのように生きてゆけば良いのかを知るために、過去世を理解する必要があるのです。過去・現在・未来は、一つのラインのように順番につながっているのではなく、すべてが重なって多重構造になっています。すなわち、現在の中に過去も未来も存在しており、すべてがともに流れているのです。ですから、今のあなたが変わることによって過去も未来も変わります。
過去を見ていくうちに、過去世における強い思い、プログラムが明らかになります。簡単な例でご説明すると、今世において溺れたことがないのに水が怖いという方は、過去において溺れた経験があることが多いのです。しかし、その恐怖心が過去世での体験であった事がわかると、原因が明確になり恐れることがなくなるのです。原因を知ることによって問題が解消されるのです。
過去がなければ現在もありません。過去を知ることによって、より深くあなた自身の心や精神を理解することができ、解消すべき問題が明らかにされます。さらには、今まで知らなかった自分の能力や、今世のあなたが自分らしく幸せになるために必要な鍵を手に入れることができるのです。
その後、空(くう)ちゃんはロシアで亡くなったご主人を追いかけて、ロシアに生まれ変わります。しかし、それでもご主人を見つけることが出来なかった空ちゃんは、次に樺太に生れ、中国に生れ、朝鮮、北海道、そして現在の岩手に生まれ変わりました。空ちゃんは100年もの時を超えて、6世代前のご主人を追い続けていたのです。それが空ちゃんの顔のまわりにある、ブルーのさみしさのエネルギーでした。そして、空ちゃんは今でもお寺を訪れる人の中にご主人の姿を探していたのでした。
空ちゃんの顔の周りに見えるさみしさのエネルギー
過去世で空ちゃんの飼い主であった方は、現在どこにいるのでしょうか?空ちゃんの魂はそれを知ることを求めていました。空ちゃんの思いにこたえるように、過去世の飼い主の現在の人生がメッセージによって伝えられました。
過去世を思い出している空ちゃん
空ちゃんの過去世の飼い主さんは現在カナダの女性として生きています。看護師として働いており、ご主人を早くに亡くしていました。まるで、妻を残して亡くなってしまった鎌倉の過去世での逆の立場を体験しているかのようです。しかし、子供もおり、今は幸せな人生を送っています。鎌倉での過去世の経験のため、日本文化に興味を持っており、一度日本を訪れたことがあるようでした。
しかし、残念ながらこの女性は、表面意識においては空ちゃんとの人生を記憶してはいませんでした。人間は生まれ変わりのスパンが長いため、どうしても動物たちに比べて過去世の記憶をとどめていくことは難しいのです。しかし、彼女の魂の深いところには、忠実に一途に主人を愛していた鎌倉での空ちゃんの姿が残っており、そのため現在もカナダで犬との生活を大切にしているのでした。
代表に自分の想いを伝える空ちゃん
愛し合い、互いを大切に思い合った体験は決して消えません。必ず魂の中に残り、その愛情は新しい出会いの中でさらに大きく広がっていくのです。捜し求めてきた鎌倉のご主人が、自分を覚えていなかったことに、空ちゃんは納得がいかない様子でしきりに敷物を噛んでいました。しかし、命は決して途切れることなく生まれ変わり、空ちゃんの愛情も現在のカナダの女性の中で生き続けていることに、空ちゃんは気づくでしょう。たとえ離れ離れであっても、分かち合った愛情は永遠に生き続けるのです。たとえ、悲しい別れがあったとしても、大切な人は生まれかわり、生き続けていくのです。
死は決して終わりではありません。そして、過去において分かち合った愛情は、現在の人生を彩り、幸せを導いているのです。
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