謝る事が苦手です。どうしたら、上手く謝れるでしょうか?
という質問に対して・・・・・・
謝るということは、相手を心から認めるということです。
自分が間違っていた、負けたという感覚は
本当の意味で「謝る事」にはなりません。
心から謝れる人は、あなたの事が大好きです。
あなたを尊重しています。
そのような思いが湧き上がったときに、心から「ごめんなさい」と言えるのです。
時に人は謝るという事は、相手が正しくて自分が間違っており、
自分に非があったという考えで謝ろうとしますが、
そのような気持ちで謝られた相手は、一時は優越感に浸る事もできますが、
本当の意味での慰めや満足を得ることはできないのです。
愛情を持って認めてくれた、自分の事をわかってくれた、という思いを感じた時に
相手は真の謝る心を感じ、感謝してくれたと理解して、嬉しくなるのです。
私たちは人生を歩む上で、様々な出会いと別れを体験します。
多くの方は、誰かと一度知り合いになり、さらに友人になると、
いつまでも仲良くして、友人関係を続けなければならないと感じます。
しかし、それぞれの出会いがあるように、
新たな体験をするために、別れの時期もあるのです。
いつまでも、友情が続くということはもちろん素晴らしいことでありますが、
その人と別れることにより、新しい体験や出会いがあるのも事実なのです。
友人と上手く行かなくなるというのは、
単なる価値観の違いや感情のずれからくるだけではなく、
一旦、そこでお互いの別々の人生を歩んで、
新しい体験をしようとすることでもあるのです。
自分のありのままの気持ちを伝え、そしてそれが上手くいかないと感じたら、
それはお互いに別々の人生を歩むための出発点だと思ってください。
しかし、大切なのは、もし別れがあったとしても
例えそれがどのような別れであっても、
相手の方が幸せになることを願い続けることです。
それが、表面的な友情が消えたとしても
魂のつながり、すなわち「真の友情」が続くことになるのですから。
ある方が人生を歩んでいます。
その時に、「自分には無いものや自分が必要としているものを
誰かから教えてもらいたい、気づかせてもらいたい」
と考えるようになると、同じようにそのことを感じている人と
お互いの意識が共鳴し、互いに引き付け合い、結び合う状態になります。
その時に友情が生まれます。
通常、友情は同姓の間で生まれやすくなりますが、
たまには異性間にも友情が生まれることもあります。
男女間の恋愛とは違って、
友情はいつまでも同じ体験を共有しようとするのではなく、
互いの人生に必要なことを分け合うということが友情の基本的な原則なのです。
恋愛は常に互いが同じ感覚や空間を共有しようとしますが、
友情はそれぞれの時間や空間を大切にして
お互いが成長進歩することに価値を見出し、喜びを感じるものなのです。
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大切なものを互いに分け与えたり、教え合う、導き合うのが真の友情です。
友情にとって大切なことは、あくまでもフィフティー・フィフティーの関係、
すなわち、共有するという割合が同じことが理想とされます。
どちらか一方だけが相手から教えられたり、相手から導かれたりするようになると、
そこには師弟関係や上下関係が生まれ、友情とはいえなくなってしまい、
結局、そこで関係が終わりになることが良くあるのです。
自分の容姿に自信が持てません。どうしたら健康的に痩せられますか?
という質問に対しての答え・・・
私のセンターには病気の方も数多くいらっしゃいますが、
自分の容姿に自信がなかったり、
自分を好きになれないで悩んでいる方も数多くいらっしゃいます。
特に一番多いのは太っていると言う悩みであり、
色々なダイエットを試みても、結局失敗に終わってしまい
どうしたらよいかと言う相談を受けることが良くあります。
太る一番の理由は、口から食物を入れることに始まります。
簡単なことを言えば
口から入れる食物を減らせば当然の結果として、身体は痩せていきます。
なぜ、口に食物を運ぶのかと言えば、それは生きるためであり、
生命を継続させると言うのが一番大きな目的ではありますが、
もう一つ口に食物を運ぶ理由は、赤ちゃんの時の経験が大きくものをいいます。
赤ん坊は母親のお乳を吸って生きることと、愛されることを同時に体験していきます。
お乳を口から何度も吸っておなかを満たすことにより、
赤ん坊は身体も心も満たされるようになるのです。
そのため、成長して母親からのお乳から離れても心が寂しい時や、
愛情に飢えている時はおのずと口に食物を運び、
胃袋を満たし、なおかつ心を満たそうとするのです。
この体と心のしくみを理解すれば、
心を無視して痩せるためだけに、食物を我慢すると言う事は、
総合的な健康の面から言えば、あまりよろしいとはいえないのです。
心と体のバランスをとるという事は、身体に十分栄養が必要なように、
心にも愛情と言う栄養が必要なのです。
口寂しさは、体の栄養を欲していると言うよりは、
むしろ心の寂しさを表しているのであり、
どうしても食物をたくさんとりすぎていると思っている方は、
もっと自分を愛し、大切にして、まず心を満たすことを心がけてください。
望んだ体重はあなたの心の満足度を表しており、
増えすぎた体重は、あなたの不満度を表しているのです。
心が満たされた者は、自分のもっとも良い身体の状態を喜ぶことができます。
「決断力を持つにはどうしたらよいでしょうか?」
という質問に対する答え・・・
何か物事を決めるためには、
どちらにするかと言う判断力が必要となります。
判断がつかない限り、
その人はいつまで経っても物事が決められず、迷い続けてしまうのです。
物事には必ず、相反するものやどちらを優先すべきかということが求められ、
決断力とは「最後にどちらを選ぶか」と言う判断力の最終決定を言うのです。
決断力はそれほど大切ではありません。
それよりはむしろ、どちらが良いかという、
判断力と優先順位を見極めることのできる経験が必要です。
この原則を使えば、
今は何が大切で何が必要で無いかということがわかるようになり、
最も自分にとって大切なことを選ぶことができるようになるのです。
「感情をコントロールできません。どうしたら、もっとバランスが取れるでしょうか?」
という質問に対する答え・・・
感情には、ポジティブな感情とネガティブな感情があります。
私たちは様々な教育の中で、反省と称するネガティブな感情を押し付けられ、
自分にも他人にも批判的になるよう教え込まれてしまっているのです。
誰でも愛されたり、認められたりすれば、喜びに満たされ、
批判されたり、非難されれば、悲しみ、苦しみに満たされます。
感情をコントロールするという言葉自体がネガティブな意味合いであり、
むしろそのような言葉を使うよりは、
「自分の感情を喜びに満たすためには、どうしたらよいか」
と考えた方が、まさしくバランスが取れた気持ちとなるのです。
愛すること愛されること、これが最も心のバランスの取れた状態です。
ポジティブな心をたくさん自分の心の中に取り入れて、
ネガティブな感情が入り込むことを減らしてあげてください。
人は同時に相反するものを取り入れることができません。
あなたの心を愛で満たし、喜びで満たせば、
ネガティブな感情が入り込む余地は、なくなってしまうのです。
その時に、始めて人は喜びに満たされた感情を持ち、
最も素晴らしいバランスをもつことができたと言えるのです。
人が苦手です。どのようにしたら人間関係が上手く行くのでしょうか?
という質問に対しての答え。
私たちは幼い頃から他人と仲良くするように言われ続け、
仲良くできない事は悪いことであり、
誰とでも仲良くできる人は、素晴らしいことだと思い込んでいます。
しかし、それは本当でしょうか?
もし、あなたが過去世において大都会に住み、
常に多くの者と話し合わなければならない環境だったとしたら
仲良くすることが生き延びる大きな手段となり、
それを今世も大切にするようになります。
生きる手段として表面的に浅く広く付き合いながら
自分の人生を上手く生きようと考えるのです。
反対に、もし、あなたが小さな部落や単独生活の体験をしていたら、
人と仲良くするよりはむしろ、人を避けたりする生き方が強く残っています。
そのため、自分が心を許す者以外の不特定多数の人と付き合う事は
苦手になり、自分の身を守るために仕方なく行うようになるのです。
誰とでも仲良くなれるという考え方は、
過去世やその者の持つ魂の特質から言えば、
必ずしも素晴らしいことであったり、理想とすべきものではありません。
人は一人では生きられません。
例えどんなに人が苦手でも、
その人は自分を愛し、認めてくれる人が必要なのです。
同じように多くの人と浅く広く付き合える人でも、
心に深く寄り添う大切な人が必要なのです。
あなたにとって大切な人が一人か二人いれば
あなたの愛情は十分に満たされるのです。
もし、あなたが人が苦手だと感じるのなら、このように思ってください。
「私は特定の人と深く付き合うことを望んでいるのだ。
多くの人と付き合う事は必ずしも必要ではない」と。
あなたが自分の性格や行動パターンがそのようにしてわかれば、
あなたは人が苦手だと言うことが
それほど大きな問題ではないことがわかります。
自分の好きな人と、深く理解し合い、
認め合うことが、一番大切なのだと思ってください。
「何事も長続きしません。
どうしたら物事を継続し、やり遂げることができるのでしょうか?」
という質問に対して・・・
飽きっぽい性格を欠点だと思う人はたくさんいます。
私は多くの過去世を今までに見てきました。
その中で気づいたのは、次から次へめまぐるしく方向転換する人は、
本当にやりたいことのために、すぐにそれが自分にとって良いかを判断し、
良くなければやめて次に移るという行動をしている人だということです。
自分が本当に望まぬことを長続きさせてはいけないのです。
時間は無限にはありません。
限られた人生の中で、人それぞれ自分の目標や使命を見出して、
実現しなければならないのです。
飽きてしまうという事は、あなたの目標に合致していないという事であり、
継続する必要が無いからやめてしまうのです。
大切な事は、命をかけて人生の最後まで行っても
悔いのない目標を決めることです。
使命という本来の意味は、命を使い切っても惜しくないものということです。
大切な事は、はやく自分の使命を見出して
それに専念できる人生を作り出すことです。
未来は決まっていますか?
運命は決まっていて、それを変えることは出来ないのでしょうか?という質問に対して…
私は、ライフリーディングというセッションの中で未来についてよく話すことがあります。
その時、未来はすべて決まっているのではなく、
常に私たちは選択をしながら人生を歩んでいると伝えます。
未来は決まっていません。
しかし、それまでの生き方や癖などが強く影響して、
ある方向の未来が考えられると言うことを伝えます。
そして、果たしてそのような未来になるという事は、
その方にとって幸せなのかどうかを伝えたうえで、
もしそれが心から望んだ人生でなければ、未来を変えることをお勧めします。
すべての人生は、その人の意思の結果であり、
特にその人が潜在意識で決めたことが未来に大きく影響しています。
未来は変えられますし、
自分がしっかりと未来の目標をたてて一つ一つ着実に行っていくのなら
間違いなくあなたの望んだ人生を実現することができます。
将来が不安でたまりません。どのようにしたら、未来に希望が持てますか?
という質問に対して・・・
全ての生命は光で始まり、光でフィナーレを迎えます
人生の途中で人はそれぞれの体験をして
善悪の判断をし、最も良い方向に進むことを学ぶのです。
間違いなく言えることは、あなたは闇に向かっているのではなく
光りに向かっているのです。
あなたが誠実に熱心に幸せを求めて生きていく限り、
あなたを不幸にさせる者は誰もいないのです。
必ず幸せになると信じて、ありのままで、未来へ向かって歩んでください。
例え小さな歩みであっても、あなたが間違いなく一歩一歩進んでいけば
幸せの頂上にたどり着くことができるのです。
2017年5月 | ||||||
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