皆さんはものすごいグレートジャーニーをしているのです。
大陸だけではなく、星を越えて、何世代もの人生を越えて、
さまざまな生命の種をこえて、魂の旅を続けているのです。
「私は平凡です」
という方もいますが、その体験が必要だからなのです。
過去世の中で大冒険や戦い、辛いことがあった方には、休息も必要なのです。
皆さんは期待されています。
だれから期待されていると思いますか?
それは、あなたの過去世の人々からです。
例えるなら、あなたは今ステージの中央で主役として人生を生きています。
そのステージを、あなたの過去世の人々が見守っているのです。
「どうか、頑張ってほしい。
自分たちが成し遂げられなかったことを成し遂げてほしい。
そして、自分たちのできなかった分も、より多くの体験をしてほしい・・・」
彼らは、そのような思いであなたの人生を応援しているのです。
過去世の人々は、皆、今もいるのです。
見えないけれども、皆、確かにあなたの中にいるのです。
私がお伝えしたいことはただ一つです。
それは、一人一人の裡には神聖な火花が輝いているということです。
その輝かしい魂の光りに皆さんが気づいた時、
現在かかえている問題や悩みは、
それを知るための手段であったと気づくはずです。
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2010年5月20日第3回 船井塾の講演
「声なきものの声を聞く Dr.高江洲の世界」
~動植物から宇宙にいたるすべて~
からの抜粋。
なぜ過去世を知る必要があるのかという質問をいただきましたので、メッセージと私の体験からお答えしたいと思います。
私は1998年インドに向かう飛行機の中で、「過去を解き明かし未来を語る者」という自分の使命を知りました。それまでは、私自身も過去は済んだことなので知る意味はないと思っていました。しかし、使命を告げられてから過去世が見えるようになると、その大切なつながりが明らかになってきたのです。
使命を告げられた時に見えた連綿とつながる過去世のヴィジョン
我々はなぜ輪廻転生するのか?それは、体験して体験して、成長し、神にいたる道を歩むためです。過去世を見るのは、そのような転生の中で自分の今までの流れがどのようなものであったのかということを知るためです。私たちの魂は大いなる生命の流れの中で、気の遠くなるような生まれ変わりの旅を続けています。その中には様々な過去世があり、成功した人生も失敗した人生も、幸福な人生も不幸な人生もあります。そのそれぞれの体験が私たちの性格や嗜好、考え方に影響を与え、現在の人生を形作っています。そして、過去世で成し遂げられなかった物事や思いが現在の人生においても、重要な役割をもっているのです。それをクリアーにすることによって、私たちは本来の自分の人生を取り戻し、前に進むことができます。
過去・現在・未来を知って初めて、本当の自分の姿を見ることができます。ですから過去世を知るのは「自分を知るため」です。自分の魂の流れ、どこへ進めば良いのか、どのように生きてゆけば良いのかを知るために、過去世を理解する必要があるのです。過去・現在・未来は、一つのラインのように順番につながっているのではなく、すべてが重なって多重構造になっています。すなわち、現在の中に過去も未来も存在しており、すべてがともに流れているのです。ですから、今のあなたが変わることによって過去も未来も変わります。
過去を見ていくうちに、過去世における強い思い、プログラムが明らかになります。簡単な例でご説明すると、今世において溺れたことがないのに水が怖いという方は、過去において溺れた経験があることが多いのです。しかし、その恐怖心が過去世での体験であった事がわかると、原因が明確になり恐れることがなくなるのです。原因を知ることによって問題が解消されるのです。
過去がなければ現在もありません。過去を知ることによって、より深くあなた自身の心や精神を理解することができ、解消すべき問題が明らかにされます。さらには、今まで知らなかった自分の能力や、今世のあなたが自分らしく幸せになるために必要な鍵を手に入れることができるのです。
その後、空(くう)ちゃんはロシアで亡くなったご主人を追いかけて、ロシアに生まれ変わります。しかし、それでもご主人を見つけることが出来なかった空ちゃんは、次に樺太に生れ、中国に生れ、朝鮮、北海道、そして現在の岩手に生まれ変わりました。空ちゃんは100年もの時を超えて、6世代前のご主人を追い続けていたのです。それが空ちゃんの顔のまわりにある、ブルーのさみしさのエネルギーでした。そして、空ちゃんは今でもお寺を訪れる人の中にご主人の姿を探していたのでした。
空ちゃんの顔の周りに見えるさみしさのエネルギー
過去世で空ちゃんの飼い主であった方は、現在どこにいるのでしょうか?空ちゃんの魂はそれを知ることを求めていました。空ちゃんの思いにこたえるように、過去世の飼い主の現在の人生がメッセージによって伝えられました。
過去世を思い出している空ちゃん
空ちゃんの過去世の飼い主さんは現在カナダの女性として生きています。看護師として働いており、ご主人を早くに亡くしていました。まるで、妻を残して亡くなってしまった鎌倉の過去世での逆の立場を体験しているかのようです。しかし、子供もおり、今は幸せな人生を送っています。鎌倉での過去世の経験のため、日本文化に興味を持っており、一度日本を訪れたことがあるようでした。
しかし、残念ながらこの女性は、表面意識においては空ちゃんとの人生を記憶してはいませんでした。人間は生まれ変わりのスパンが長いため、どうしても動物たちに比べて過去世の記憶をとどめていくことは難しいのです。しかし、彼女の魂の深いところには、忠実に一途に主人を愛していた鎌倉での空ちゃんの姿が残っており、そのため現在もカナダで犬との生活を大切にしているのでした。
代表に自分の想いを伝える空ちゃん
愛し合い、互いを大切に思い合った体験は決して消えません。必ず魂の中に残り、その愛情は新しい出会いの中でさらに大きく広がっていくのです。捜し求めてきた鎌倉のご主人が、自分を覚えていなかったことに、空ちゃんは納得がいかない様子でしきりに敷物を噛んでいました。しかし、命は決して途切れることなく生まれ変わり、空ちゃんの愛情も現在のカナダの女性の中で生き続けていることに、空ちゃんは気づくでしょう。たとえ離れ離れであっても、分かち合った愛情は永遠に生き続けるのです。たとえ、悲しい別れがあったとしても、大切な人は生まれかわり、生き続けていくのです。
死は決して終わりではありません。そして、過去において分かち合った愛情は、現在の人生を彩り、幸せを導いているのです。
現在アルケミストでは、川崎市のアルケミストホールにて第3期ヒーリングカレッジの授業が行われています。私は、より多くの方にアルケミストのヒーリングを知ってもらいたいと願っていますが、盛岡では祇陀寺(ぎだじ)の方々のご協力のもとで、もう一つのヒーリングカレッジが行われています。先月は鹿児島でのカレッジが無事修了式を迎えましたが、今度はいよいよ盛岡でフェスティバルが行われます。各地の熱心な方々のサポートのおかげで、アルケミストが広がりを持ち始めているのは大変うれしいことです。
そして今回の盛岡出張では、ヒーリングカレッジの授業の他に、アニマルコミュニケーションのデモンストレーションを行いました。モデルとなったワンちゃんは、空(くう)ちゃんという柴犬さんです。今回は、空ちゃんの過去世と時を超えた一途な愛のお話を皆さんにお伝えしたいと思います。
空ちゃんは、お寺の娘さんの家に飼われています。その方は仕事で自宅にいられる時間がほとんどないため、空ちゃんもお寺のアイドルとして通勤しているそうです。空ちゃんがこのような特別な環境で生活しているのには、実は過去世に深い理由がありました。
空ちゃんのオーラを見ていくと、頭の上の5つの点が見えます。この5つの点は空ちゃんの5つの過去世であると、高貴な存在からのメッセージは伝えてくれました。さらに、首や顔の周りの色合いから、6世代前の日本の世界が見えてきます。そして、1907年の鎌倉の映像がエネルギーの中から浮かび上がってきたのです。
空ちゃんのオーラ
1907年の過去世の鎌倉の世界。100年以上も経った今も、空ちゃんの中には切ない想いと大切な記憶が息づいていました。過去世の空ちゃんの飼い主は、大柄な男性の方であり、空ちゃんは毎朝そのご主人とお寺を散歩していました。さらに、この時の主人は軍医であることが、空ちゃんの記憶の中から読み取れます。空ちゃんはご主人を心から愛し、そして子供がなかったご主人はまるで我が子のように空ちゃんをかわいがっていました。
ところが、幸せな生活は長く続きませんでした。ご主人が日露戦争に軍医として出兵してしまい、奥さんと空ちゃんは、大切なご主人を見送ることになってしまうのです。「どうか無事に帰ってきてほしい」と、奥さんは毎日お寺に通ってご主人の無事を祈願しました。空ちゃんも奥さんと共に祈り、ご主人の帰りを待ち続けました。しかし、ご主人はロシア軍の捕虜となってしまい、そのまま亡くなってしまうのでした。
その後、空ちゃんはご主人がどうなったのかわからないまま、奥さんの実家で人生を終えました。そして、大切な人を待ち続けた空ちゃんの魂には「人は亡くなったらどうなるのか」、「また大切なご主人に会いたい」という思いが強く残ったのでした。
(時を超えた想いⅡへ続く)
今年も5月13日から22名のメンバーでインドにいらっしゃる聖者サティア・サイババ様のもとへの巡礼の旅を行ない、23日に戻ってまいりました。
今回、真夏のインドの暑さを避けるために、サティア・サイババ様はアシュラム(寺院)の中でも最も小さく、避暑地であるコダイカナルで私たちを迎えてくれました。
通常、最も大きなアシュラムのあるプッタパルティでは、毎日何万人もの人で溢れかえり、朝早くから並んでも遥か彼方にしかサイババ様は見えず、寂しい思いすらするのですが、今回のコダイカナルでは、メンバーのほとんどが最前列に座る事が出来、男性の一人は直接サイババ様から声をかけられ、またある女性は手紙を受け取っていただき、さらにアルケミストの過去世映像画家である者は、彼女が描いたサイババ様の絵を直接、サイババ様のローブに触れさせていただくという幸運に恵まれ、口では言い表せないほどの祝福を受ける事が出来ました。
そして、まるで図ったかのように私達がコダイカナルを離れるその日に、サイババ様もコダイカナルからプッタパルティに移動され、メンバー全員がババ様の愛情に触れ、感激しました。
さらに私の旅のもうひとつの目的は、アルケミストのスタッフ6名と共にサティア・サイババ様の前世であるシルディ・サイババ様のもとを訪れる事でありました。
一旦私たちは、一緒に来た者達と別れ、スタッフ6名と共にコインバートル空港から飛行機を乗り継ぎ、ムンバイ(以前はボンベイと呼ばれていました)から250km離れているシルディ村に、長時間の車での移動の末、念願かなって訪れる事が出来ました。
何故、それほどまでに、今は亡きシルディ・サイババ様のアシュラムを訪ねようと思ったかというと、私が前世でシルディ村に住んでいた記憶があり、その記憶を辿るためにシルディ村にやって来たというわけであります。
私の遠い記憶の中では、シルディ村は僅かの村人しかおらず、小さな村でしたが、実際100年以上たって訪れてみると、未だに村と言う名前こそ残っているものの、村は人で溢れかえり、特にシルディ・サイババ様の寺院の中で、インドの夏休み期間ということもあったのでしょうが、たくさんの人が押し合いへしあいしながら、シルディ・サイババ様の墓や像の前で祈っている姿を見て、最初は私が描いていたイメージとあまりに違うために唖然とするばかりでした。
しかし、次第にその騒然とした、場の中に慣れて来ると、過去の記憶が次第に蘇ってきて、心の深い意識の中で、当時の思い出が甦ってくるのでした。
過去世の私は、幼い時に訳あって母親と共にムンバイからこの小さな村に移ってきたのでありましたが、やがて、私は一人、修行の道を歩む事になり、シルディ村から40km離れた岩山に移り住んだため、今回、その岩山が実際にあるのかを確かめたかったので、案内の者にその場所を捜してもらう事にしました。
過去世の中で見たとおり、車で40kmほど離れたところに、過去で20年以上に渡って修行した岩山が実際にあり、その岩山に私は100年ぶりに戻る事が出来たのでした。
切り立った崖と、平たい台形状の岩山は、間違いなく私が過去でいた場所であり、石窟があること、そこから頂上に登って行く道があることなどを思い出しながら、思い出の場に戻る事が出来ました。
私は、その場所で修行の途中で岩山から落下して若くして亡くなり、その時に両足が粉々に砕けてしまい、その痛みが甦ってきて、数年前から始まった事ですが、今年もインドに行く直前から足は何の怪我や傷も無いのにも関わらず、赤く腫れ上がり、全く歩けない状態でありました。
今回もスタッフにお願いして、私は車椅子でその修行の場である岩山に辿り着いたわけでありますが、本来ならば階段を上ってその岩山の頂上に登り、自分の修行した場を確認したかったのですが、私は山のふもとでスタッフの皆が階段を登る姿を見ながら、「これで足の痛みの記憶を終了し、次ぎに来る時は岩山の頂上に上り、さらに自分の過去で行なった体験を確認しよう」と決心しました。
木陰で休んでいると、その山のふもとの村に住む青年が私に声をかけてきて、私に様々な事を尋ねるのでした。驚いた事にその青年はインド人でありながら色が白く、青い目をしており、まるで過去の自分が甦ったような気がして、深い感動を覚えながら、その青年と一時の時間を過ごす事が出来ました。
実は私は前世において、父親が英国人であり、母親がインド人という混血であり、その青年の姿を見たときに、まるで過去の自分の姿を見たような思いがしたのです。
わずか30歳という若さで修行の途中で崖から落下して死亡した自分にとって、目の前にいる青い目をした青年はまるで過去の自分のようであり、優しいその青年と互いにたどたどしい英語で言葉を交わしながら、過去の自分とその青年をオーバーラップさせていました。
そして、その青年と別れるときに、私が必ず戻ってきてその青年と一緒に岩山に登る事を約束したのでした。
現在は岩山の周りは渇ききって潅木しか生えておらず、渇いた大地がむき出しになっていましたが、100年前のその場は緑に溢れ、森が延々と続き、森の小道を通って岩山に登っていました。
私の記憶の中で鮮明に覚えている事は、まだ正式な修行者になる前の自分が、ふもとの村から瓶に水を入れて小さい体で一生懸命岩山の頂上に、修行者のために水を運んだことであります。それから二十数年に渡ってその場に住み着いた私は、二度とシルディ村で暮らすことは無く、ほとんどその岩山で暮らしたのでした。
私を指導する僧侶は、シルディ・サイババが勧めてくれた者であり、そのグル(霊的指導)は聖者アガスティアの流れを汲む者であることを、今回偶然知ることができ、今世、私が使命としている「過去を解き明かし、未来を語る者」という事が、過去からしっかりとつながっていた事に気付き、さらに深い意識の中で納得し、感銘を受けたのであります。
これから私のブログの中で、私の使命を皆様にお知らせすると共に、皆さんが自らの使命に気付かれて素晴らしい人生を歩むための様々な方法についてお伝えする事を心から願っております。
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2012年8月 | ||||||
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