第27回 「神聖な存在とどのように接したらよいか」という問いに対して
体内に通じる目や口は常に潤っています。
目は常に乾かぬように涙で潤され、口は同じく唾液で潤われています。
もし、目に涙がなくなったらどうでしょうか?
口に唾液がなくなったらどうでしょうか?
潤いがなくなればあなたの目は見えなくなり、
あなたの口は乾いて食物を取り入れることができなくなります。
同じように神聖な存在とのつながりがなくなってしまうと精神性は失われ、
心が渇ききってしまいます。
常に神(神聖な存在)とのつながりを求め、大切にしなさい。
常に神と話をする癖をつけなさい。
そうすればあなたの心は常に潤い、幸せな想いに満たされるのです。
サイババ様は神聖な存在とのつながりを大切にするように教えています。
対象となるものは限定されておらず(キリスト教、仏教、ヒンドゥー教など)、宗教の壁を越えてあなたが今、心から尊敬し、信ずるものに思いを寄せればよいと教えています。
私がインドでサイババ様のアシュラム(霊性修行の場)を訪れると、ヒンドゥー教徒だけでなく、イスラム教徒やキリスト教徒、あるいは自らの精神性を高めようとする者たちなどが自由に集まり、それぞれが神聖な存在との祈りや対話を楽しんでいる姿を何度も見てまいりました。
つねに我々が神聖な存在とのつながりを大切にし、思いと願いを込めて祈るならば、まるで上流から清らかな水が流れるように、我々の思いは清められ、心は洗われるようになると感じます。
サイババ様はそのことをこのメッセージに託されたのです。
「全ての宗教は良いものである。しかし、その使い方を間違ってはならない」とおっしゃっていたことを今さらのように大切に感じております。
2012年8月 | ||||||
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毎日ババ様のメッセージに触れられることをうれしく思います。