時空を広げることの重要性はわかりました。
ではどうして、一見せまい時空ともとれる「今年の一年間」の目標を決めるのでしょうか?
実は、一年の積み重ね、その積み重ねこそが大切であり、
大きなポイントは時空が広がったうえで、
逆算して今年の2010年を行わなければならないのです。
そのような中で、「一つ一つ、一年一年をどのようにしたらよいですか?」
と聞いたときに、ババ様はこう言われました。
「お前はこの一年間で、何が最優先事項なのか?」
私たちは、あれをしなければならない、これをしなければならない、
と様々なことを考えてしまいます。
しかし、最優先事項を考えることで全ての流れが変わってくるのです。
あなたの最優先事項は何ですか?それは一年だけではありません。
毎日の中の時間です。一日一日の中、365日の中で、あなたの今日の最優先事項は何ですか?
それは、一日一日、一歩一歩を積み重ねて、365日を迎えると同じように、
全ての時を逆算した上で、一日の中での最優先事項は何なのかということです。
つまり、大きな目標があり、その目標を逆算して、「一年」、つまり2010年となるのです。
時々人は、当然のように休みたくなります。
いろんな別なことを考えたくなるのは当たり前です。
休む時は休めば良いのです。
ただし、どうしても我々は一歩進んでいるという実感が必要なのです。
そのために一番重要なのは、星を見るということです。
あなたの生れた星はどこなのか?と。
あなたは何のために地球にいるのか?と。
そして、何を意識しなければならないのか常に考えるのです。
そのようにすれば遥か彼方の、気の遠くなるような遠さかもしれないけれども、
必ずその星の光があなたに近づくのです。
皆さんの今年の最優先事項は何ですか?
長いあなたの人生を逆算していって、
あなたの2010年の最優先事項は何なのかを考えるのです。
いつか決意しなければなりません。
いつか、いつか、いつか、いつか……
明日?来月?それとも来年ですか?
2009年に多くの方が思ったはずです。2010年には…と
でも、気がつけば、10年…、20年…と時が経ってしまうのです。
そして、人生が終わる時には、
やるべきことをやらなかったということになってしまうのです。
私がみなさんに強く望むのは、
徹底的に自分が価値のある存在であることを、気づいてほしいということです。
貴重な存在である自分を心から信じてほしい。
そして、価値ある者として、貴重な存在として行動していただきたいのです。
白鳥が泥沼に入ればその美しさや白さは、すべて泥まみれになってしまいます。
世の中の多くの白鳥は、そのような形で泥まみれになっています。
洗い流さないと白鳥には戻れないのです。
いつまでも、批判や中傷を行うことや、自分のネガティブな思い、
それらにずっとまみれていれば、そのような者にしかなれません。
いつか決意しなければなりません。
「そのような泥沼から抜ける」という決意をしなければならないのです。
きれいな水で完全に洗い流して、自分が白鳥であることに、気づかなければなりません。
この一年間の中で、色々な試行錯誤、失敗はあるかもしれません。
しかし、戻るところは、光あふれる世界です。
世の中の泥にまみれず、還るべきところに…
最も神聖な、あなたに還っていくのです。
2012年8月 | ||||||
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高江洲先生、アルケミスト関係者のみなさま。
遅ればせながら、新年明けまして
おめでとうございます。
お釈迦様の「天上天下 唯我独尊」という
お言葉の受け売りではないですが、
天の上にも天の下にも、自分という
本当に価値ある尊い者は、ただひとり・・・。
果てしなく広がるこの宇宙のなかで
この奇跡のような蒼い星に
生かされていることに感謝しながら
たとえ泥まみれになろうとも
己の志しを常に高めていこうと
思います。
目指すは、泥の中に咲く
真っ白いハスの花です。