私たちは生まれながらに好みが決まっています。そして、その好みの枠組みに沿って人生を生きようとする傾向があります。
自分の好き嫌いというものは、頑張ってわかるものではなく、非常に感覚的なものであり、説明できないこともたくさんあります。
ですから、あなたの好きな事があなたの使命に繋がっていますよと言われても、ピンとこない人も多く、悩んでしまうことも多いのです。
アルケミストでは、この「好き」という気持がどこからくるのか、また「嫌い」とはどう違うのか、ということをわかりやすく説明しながら、自分が本当に好きなことを見つけていきます。
特にこの好きという概念は、理論的ではなく、感覚的なものでありますから、この感覚を研ぎ澄ますことが大切です。
「好き」という思いと「気持ちがよい」という思いは連結しています。人間がはじめて経験する気持ちよさは母の温もりであり、母の胸に抱かれて、おっぱいを吸う時に気持よさの原型ができあがるのです。
柔らかい肌の温もり、抱きしめられる感覚、これらが継続していくと、その人には「これが好きなものだ」という思いができあがっていきます。
さらに感覚が次々と他の物を吸収していき、気持がよいもの、心地よいものが好きなものとなっていき、気持悪いもの、心地よくない物が嫌いな物となっていくわけです。
現代人の多くが「本当に好き」という感情がわからなくなってきているのは、この好きという原型が曖昧なものになってしまっているからです。
アルケミストではそういう方に、幼い頃に気持を戻していただいて、どんなことが幸せだったのか、どんなことが嫌だったのかを思い出しながら、感覚を取り戻していく方法をとっています。
するとその人は、望んでいたことが得られなかったことにより、嫌いな物(事)だけが増えてしまい、好きなことが心の隅に追いやられてしまったことに気づきます。
そのことに気づくと、「本当は、自分はこうして欲しかったんだ」ということや、自分にとってこれが心地よく、気持よいことなのだということが思い出され、本当に好きなことと繋げていくいことができるようになります。
そのようにして好きな事を思い出していくと、その人の中にある感情が研ぎ澄まされ、自分の好きな事、したい事がはっきりとわかるようになり、次のステップに進むことができるようになるのです。
2012年8月 | ||||||
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