私が獣医師となって早30年以上の月日が経ちました。振り返ってみると、今までには数えきれないほどの動物たちとの出会いや感動的な体験がありました。そして、私が診療生活の中で見出したのが、動物の心の声を聞くというアニマルコミュニケーションであり、動物への信頼でした。少しでも、動物を助けたい、彼らの心を伝えたいという一心で、アニマルコミュニケーションに取り組んできた私ですが、動物たちの深い愛情や思いにふれる度に、実は何よりも私自身が癒されてきました。今、私が強く願っていること。それは、本当に動物を愛する方や動物に関わる方々に動物の心を知ってほしい、私と同じようにコミュニケーションのすばらしさを味わってほしいということです。
アニマルコミュニケーションは、私の診療の中で生み出された独特のメソッドであり、動物たちの心を知らずに本当の意味で良い治療はできないものであると思っています。診察台の上にのった動物たちは、当たり前のように私に日頃感じたことを話してくれます。そして、私は彼らの話を聞きながら、まるで人と人が話すと同じように悩みや願いを聞き、彼ら自身の了解のもとでヒーリングを行って病気を癒していきます。本来ならば緊張する診察台の上でも動物たちはリラックスして私に身をあずけてくれ、喜んでヒーリングを受けてくれるのです。それは、西洋獣医学一辺倒の昔では考えられなかった光景であり、動物だけではなく飼い主さんも感動し喜びに満たされるこの光景こそ、私が長年望み続けたものであり、動物に負担のかからない方法であるのです。
私は、アニマルコミュニケーションは動物病院にとどまらず、動物に関わるすべての人、そして動物を愛してやまない飼い主の方々に必要不可欠なものであると考えております。長年アニマルコミュニケーションを行っている私の中では、近年その思いはますます強くなり、動物たちとコミュニケーションをする度に、より多くの方にこの素晴らしさを伝えたいという思いが高まっております。おかげさまでアルケミストでは、2003年にアニマルコミュニケーター養成コースを開始し、2008年からは1年制のアニマルコミュニケーションカレッジとしてグレードアップし、これまでに多くのアニマルコミュニケーターを輩出してきました。カレッジの卒業生がいたるところで活躍している姿を見るたびに、私は喜びと感謝の思いで胸がいっぱいになります。
私がいつも学生たちに話すことは、「動物を心から愛して彼らを信じてコミュニケーションを行えば、必ず心は通じ、動物とコミュニケーションできる」ということです。それは何よりも、学生たちが間違いなく動物たちとのコミュニケーションを実践していることで実証されています。動物と心を通じ合わせたい、大切な家族の一員として気持ちを知りたいという方、そしてプロのアニマルコミュニケーターになりたいと思われる方は、ぜひ、私が長年かかって生み出した「高江洲式アニマルコミュニケーションメソッド」を学んで動物たちとの素晴らしいコミュニケーションを体験してください。もし、あなたがアニマルコミュニケーションの扉を開くなら、あなたと出会う多くの生命が喜びと幸せに満たされていくでしょう。動物を心から愛する方々が、私と共にアニマルコミュニケーションの道を歩まれることを願っております。
日本アニマルコミュニケーション協会 代表 高江洲 薫
- 株式会社アルケミスト代表取締役
- 日本アニマルコミュニケーション協会代表
- 獣医師、たかえす動物愛護病院院長 ヒーラー、透視能力者
幼いころから動物を心から愛し、動物との触れ合いからさまざまな素晴らしい体験をする。数多くの動物園研修を積んだのち、大動物獣医師となる。
動物関係の専門学校の運営ならびに専任教授として活躍する。その後、アフリカにおける研修旅行により人生感が一変し、生命のルーツや癒しについて模索するようになる。 | |
「本当に動物のことを思い飼い主の身になって考える動物病院」という自らの理想をもとに動物病院を開院。人、動物にかかわらず“全ての生命を癒す場を作る”ことを目指す。開院後しばらくは一般的な診療を行うが、次第に手術や投薬しかない西洋医学手法に限界を感じ、人にも動物にもよい理想の医療とは何かを求めるようになる。 | |
気功医学に出会ったことをきっかけに、総合的な癒しの技術を極め、多くの人や動物を癒し独自のエネルギー療法を確立していく。動物たちへの深い愛情から彼らの心の声を理解するようになり、その経験に基づいて独自のアニマルコミュニケーション方法を生み出す。 | |
インドに向かう飛行機の中で高次の存在より「過去を解き明かし、未来を語り、癒す者」という本質の使命が伝えられ、過去世リーディングやスピリチュアルリーディングの能力が発揮される。 | |
これまでの集大成として「すべての生命が癒されて光に満たされますように」という願いのもと、ヒーリングセンターアルケミストを設立。 | |
動物の心の声を聞き、そのメッセージをより多くの人に伝えるためアニマルコミュニケーター養成コースを開講。さらにアニマルコミュニケーションの普及、アニマルコミュニケーターの育成と支援のために日本アニマルコミュニケーション協会を設立する。 | |
さらに本格的なアニマルコミュニケーションの教育のために、一年制のアニマルコミュニケーションカレッジを開校する。 |
獣医という経験を活かした、他に類を見ないアニマルコミュニケーション能力は、多くの動物たちやペットの問題行動などを癒し、人と動物たちの架け橋となっている。日本のアニマルコミュニケーターの第一人者として、その能力は多くのメディアでも取り上げられ、「犬と話ができる」「犬たちのネバーエンディングストーリー」(小原田泰久著)の中で取り上げられている。また現在は人の癒しにも大きく関わり、講演会やヒーラー、アニマルコミュニケーターを養成するカレッジを開催して、精力的に後進の指導にもあたっている。主な著書に『過去世リーディング』(VOICE)などがある。