日本アニマルコミュニケーション協会(JACA)は、動物たちの心の声を聞き、人と動物とのより良い関係と幸せなコミュニケーションを伝えるために設立されました。動物たちは私たち人と同じように悩み、喜び、様々な思いを抱きながら生きています。しかし、動物がそのように人と同じ心をもち、私たちにそれを伝えたいと望んでいることは、現代の社会の中ではあまり理解されてはいません。しかし、欧米のアニマルコミュニケーターがメディアでも取り上げられ、空前のペットブームといわれている今、多くの人が動物との心のつながりを求め、本当の絆や真実を求めているのではないでしょうか。JACAは動物たちのひたむきな心を伝えたいという願い、獣医師であり日本のアニマルコミュニケーションの第一人者である高江洲先生のもとで、アニマルコミュニケーターの育成と普及に力を入れています。共に地球に暮らすものとして、人と動物が互いに理解し合うことを目指し、一人でも多くの方にアニマルコミュニケーションの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。
JACAでは、アニマルコミュニケーションを通じて、すべての生命にとっての自分らしい対話を実現することを目指しています。アニマルコミュニケーションは、実はヒューマンコミュニケーションであり、アニマルコミュニケーションを学ぶことによって自分自身と向き合い、癒していくことができます。動物たちの心に触れることによって、本来の純粋な自分らしさを取り戻すことができるのです。また、大切な家族である動物さんと暮らしていく中で、しつけの悩みや問題行動に悩んでいたとしても、アニマルコミュニケーションを実践すれば、一方的に言い聞かせるのではなく、前向きにお互いが話し合い解決していくことができるのです。トリマーや訓練師など動物関係の職業に携わる方々には、突き当たった課題に対応していく上での力強い味方、本当の意味で動物の心を知るためのサポートとなりえます。その意味でJACAは動物を愛するすべての人に、アニマルカウンセリングを体験し活用していただき、人と動物が幸せに暮らす社会を実現しに寄与していきたいと考えています。
JACAがアニマルコミュニケーターの育成方針として重視していることの一つが、実践力の高さです。JACAでは、アニマルコミュニケーションカレッジや実践講座を開催し、高江洲先生が獣医師としての30年以上に渡る臨床経験から生み出したコミュニケーション法により、アニマルコミュニケーターを育成しています。2003年にアニマルコミュニケーター養成コースを開始し、2008年からは1年制のアニマルコミュニケーションカレッジとしてより本格的な学習の場を作り上げ、これまでに多くのアニマルコミュニケーターを輩出してきました。JACAでの講座を修了した多くのコミュニケーターたちは、プロとしてカウンセリングを行う者もいれば、トレーナーなどのそれぞれの専門技術を生かして活躍しています。また家庭においても大切な家族である動物との絆を深め、動物たちの心を伝えるために活動しています。