第194回 全人格的な癒しとは
私は全人格的な、総合的な癒しを目指しています。
すなわち肉体的にもエネルギー的にも、精神的にも全ての次元からの癒しを行いたいのです。
肉体の病気が治っただけでは、根本的な癒しではないと私は考えています。
すなわち、その方が自分の人生の目的というもの、自分が成すべきことに気づいて、それに向かった時が最も健康的な状態だと言えるのです。
例え、足がなかろうが、手がなかろうが、目が見えなかろうが、もしその人が自分の人生においての目標を見出してそれを行っているのならば、その方は健康的な人なのです。
しかし、五体満足で何不自由ない身体でありながら、自らの人生の意味や、見えない世界のことを何も知らないままでは、ある意味では不健康な状態だと言えるでしょう。
ヒーラーとは、その方の目に見えない隠れた才能や素晴らしい能力を少しでも引き出しながら、肉体的にもエネルギー的にもサポートをする存在です。
肉体に病があるならそれを癒し、精神的に辛いところがあるのならそれを軽くしてあげる。そして、自分の人生をどうしたらよいかわからない方には、その方向を導き出し、指し示す者になることが、全人格的、総合的に人を癒すヒーラーであると私は思っています。