第152回 パートナーを理解するためには

パートナーが何を考えているのかわかりません。
どうしたら、もっとお互い分かり合えるのでしょうか?
という質問に対して・・・・・・


 生まれも育ちも違う環境の下で育ってきた、まったくの赤の他人が、同じ屋根の下に住むということは、どんなに愛し合っても、認め合っても、根本的な価値観や基本的な生活習慣は違って当然です。


 「長年結婚生活を送ったから、私はパートナーのことをすべて知っている」と考えることは、大きな誤解です。長年同じ屋根の下に住み続けても、お互いが自分の正直な気持ちやものの見方、考え方を話し合わなければ、永遠にわからぬままに終わってしまうのです。大切なのは、例えお互いに不愉快なことであっても、お互いがそれを理解し合うまで、何時間かけても話し合うという愛情です。


 「もういい、わかった」という捨て台詞は、一番相手を理解したくない、理解しなくても良いという、最もまずいやり方です。「どうしても、あなたの気持ちを知りたい、そして自分の気持ちをわかって欲しい」という熱意と愛情こそが、互いに理解し合う秘訣なのです。


 もし、どうしても理解し合うことが難しかったら、徹夜してでも語り合うことが大切です。愛情が勝つか、眠気が勝つか、それによってお互いの愛情が試されていると思ってください。


 どうしても疲れ果て、眠たくなったら、第1ラウンドを終了して、お互いのコーナーに戻り、十分休みを取った後、次の日、再び第2ラウンドを始めてください。


 それを第12ラウンド、すなわち12日間続ければ、どちらかが勝ったか、負けたかではなく、「Draw・引き分け」となります。そのくらいお互いを理解し合うために、続けられる夫婦は、必ずお互いの気持ちを理解し合い、分かり合える存在となるのです。


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■相澤悦子

人生何度目かのトライをした際にパートナーがいると思いいままでの学習をもう一度失敗のにようにと何年間またまた忍耐のものです。このメッセージを読みもう一度トライコミニケーションです。

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