第153回 心から謝るという事
謝る事が苦手です。どうしたら、上手く謝れるでしょうか?
という質問に対して・・・・・・
謝るということは、相手を心から認めるということです。
自分が間違っていた、負けたという感覚は
本当の意味で「謝る事」にはなりません。
心から謝れる人は、あなたの事が大好きです。
あなたを尊重しています。
そのような思いが湧き上がったときに、心から「ごめんなさい」と言えるのです。
時に人は謝るという事は、相手が正しくて自分が間違っており、
自分に非があったという考えで謝ろうとしますが、
そのような気持ちで謝られた相手は、一時は優越感に浸る事もできますが、
本当の意味での慰めや満足を得ることはできないのです。
愛情を持って認めてくれた、自分の事をわかってくれた、という思いを感じた時に
相手は真の謝る心を感じ、感謝してくれたと理解して、嬉しくなるのです。
謝るということは 勝った負けたの問題ではないということが よく分かりました。
周りによく気を遣う人たちが「自分が謝ってしまえば 面倒なことにならずに済む。」と言っていて、それも正しいのかな・・と思っていました。(思うだけでしたが・・。)
いつも あたたかな心でいられるようにしたいです。