第109回 新年によせて Ⅰ
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
新しい年を迎え、いかがお過ごしでしょうか?
今年も皆様に、さらに多くのメッセージをお伝えしていきたいと思っております。
アルケミストが2000年にオープンし、今年で10年目を迎えます。ですから、その面でもいい区切りだと思っています。アルケミストを通じて皆さんが自らの能力を発揮し、輝かれますよう、私も全力を尽くしてやりたいと思っています。
さて、新しい年になりましたが、皆さんのこれからの一年は、どのような一年になると思いますか?2010年、あなたはどのようなことを成し遂げ、どのような状態で2011年を迎えていると思いますが?あなたの一年間の計画はどのようなものですか?
昨年末、私は「どうしてアルケミストが、思ったようになかなか進まないのでしょうか?」と、何度か尊敬するサイババ様に祈りました。
その時のババ様からのメッセージは、次のようなものでした。
「すべてに時がある。時というものを見誤ってしまえば、それを勘違いして、
お前のようにがっかりしてしまうのだ。すべてに時があって、すべてに成すべき時がある。お前が成功している、していないという考え方はどうでもよいことである。ただ一つ、お前は進んでいるという確信を持てばよいのだ」
さらに、ババ様は私にこうおっしゃいました。
「お前は私のもとに向かっているのか?」と。
私が「はい向かっていると思います。
いつも私はあなたの方へ向いて、インドの方を向いて思いを寄せております」と答えると、
ババ様は「インドではない。上を向け」とおっしゃいました。
実際に上を向いた私に、さらにババ様のメッセージは続きます。
「何が見えるか?」
「星が見えます」
「お前はどの星を目指すのか?」
そのようなことを考えたこともなかった私は、戸惑い
「よくわかりません。あの大きな星かもしれないし、この星かもしれません…」
と答えました。
すると、ババ様はこう言われました
「お前の生まれた星を目指しさない」
「お前の生まれた星を目指しなさい。それがすべてだ。
お前が日々の中で一喜一憂するということはあまりにも意味のないことだ。
ただお前は、生まれた星を目指しなさい」
現在の私にとって、地球上での体験を終えて、
自分の生れた星に帰るということが一番の目標であるということです。
我々は日々の中で、小さなことに思い煩い、そしてそれに悩み苦しんでいます。
しかし、そのなかには全く目標がありません。
さらに、今年の私のテーマがババ様から伝えられました。
「お前が自分の星に戻るのと同じように、多くの人々が、自分の人生を成し遂げて、本来の目的に目標に向かうようにするのが、お前の2010年だ」
「どうしてもそのためには、我々は時空を広げないとそれができない。
どうあっても、小さな数年の時空では、本来の姿が見えてこないのだ。」
あけましておめでとうございます。
今日一日、鬱々とした気持ちで過ごしていました。
将来についての大きな不安に襲われていたからです。
けれどメッセージを読ませていただき、解決しました。
そして癒されました。
いつもありがとうございます。