ラブラドールのロン君(14歳）・・亡くなったパパとの約束

2014.06.19

２０１３年７月に行われたアニマルコミュニケーションワークショップで、モデルとしてきてくれたラブラドールのロン君のコミュニケーションをご紹介させていただきます。
　

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◆ロン君は亡くなったパパとある約束をしていました。そして今、ママに聞いてみたいことがありました。
　

　　
１４歳のラブラドールのロン君は、アニマルコミュニケーションワークショップに来てくれたこの日、高江洲先生を通して家族に伝えたい想いがありました。
ロン君は飼い主のAさん（ママ）と息子さん２人と一緒に暮らしていました。数年前にAさんのご主人が病気で亡くなったとき、ロン君は家族の大きな支えになったそうです。
ロン君はそのときの思いを話してくれました。
　

　
「パパが病院にいる時、とても淋しかった。ママはとても辛そうで、僕はパパに『帰ってきてください！』と願っていました。僕は少しでも明るくしようと頑張りました。パパは亡くなってから、魂になって僕の所にきてくれて、『家族を頼むよ』と言ってくれました。僕はパパに『必ず約束を守るよ』と伝えました」　
　
　そんなロン君はAさんに聞いてみたいことがありました。

　
「僕は家族のみんなが大好きです。たくさん愛されて、これ以上幸せなことはありません。僕は少しでも役に立とうと一生懸命やってきたつもりですが、今の僕でいいですか？満足してくれていますか？」

ロン君はずっと家族の役に立ちたい、パパとの約束を果たしたいと頑張ってきたのです。　
　　
　Aさんは、ご主人とロン君の深い愛情で家族が守られていたことを知り、目に涙をいっぱい溜めながら、
「ママは、ロン君がそばにいてくれて嬉しいし、とても満足しています。あなたの存在がママを助けてくれました。あなたの明るさが私を元気づけてくれました。ロン君にいつも感謝しています。ありがとう」
と優しくロン君に伝えました。するとロン君はうれしそうに
　
「僕はママのことが一番大好きだよ。ママに"ありがとう"って言われたら、僕は天にも昇る気持ちです。僕の命のある限り僕は役に立ちたい。みんなから喜ばれるものになりたい。それが僕の一番の願いです」
と大切な想いを伝えてくれました。　

　　　　　　　　
　また、ロン君は自分がいつかいなくなったら、ママに淋しい思いをさせるのではないかと心配していました。そして、いつまでも自分のことを忘れないでほしいと思っていました。ロン君の想いを聞いた高江洲先生は、ロン君が安心して幸せに暮らせるようにロン君への言霊を、家族の方に伝えました。
　
　『ロンは私たちにとって、かけがえのない家族の一人だよ。私たちは永遠にあなたのことを忘れない。約束するよ』
　
Aさんがロン君にその言霊を伝えると、ロン君はAさんをじっと見つめ、「うれしい」と答えました。
　　
その後、Aさんはロン君が伝えてくれたメッセージを心に刻み、愛と感謝の想いを日々ロンくんに伝えているそうです。ロン君も気持ちが通じ合えたことで安心し、１５歳になった今も大好きな家族と幸せに暮らしています。
　