2013.02.22
猫のさくらちゃんの望み・・・・アニマルコミュニケーションカレッジ
アニマルコミュニケーションカレッジ、今期10回目の授業では、猫のモデルさんをお迎えして、コミュニケーションの授業をおこないました。この日のモデルはカレッジ講師Iさん(男性)の家族であるさくらちゃんと幸太郎くんです。
本日は、さくらちゃん(アビシニアン)のコミュニケーションの一部をご紹介します!
さくらちゃんは現在16歳の女の子。時々、たかえす動物愛護病院のエネルギー治療に来てくれています。
©himika
Iさんは16年前にさくらちゃんを迎えたあと、数匹の猫をむかえました。しかし、さくらちゃんは他の子とあまり触れ合うことはないとのことでした。Iさんは、新しい子を迎えたことで、さくらちゃんに寂しい想いをさせてきてしまったのではないかと心配していました。
生徒さんたちは、さくらちゃんのオーラを感じ、そのオーラの色から、さくらちゃんが飼い主さんに伝えたい思いを導きだしていきました。
©himika
さくらちゃんにいくつか質問をすると、さくらちゃんはIさんの方をじっと見つめたり、小さな声で鳴く等の行動で答えてくれました。
特に「飼い主さんともっと絆を深めたいのかな?」という質問には、大きな反応を示してくれました。
さくらちゃんは同居している猫たちとの関係よりも、Iさんとの関係をとても大切し、強い絆を求めていたのです。
©himika
高江洲先生は生徒さんたちに問いかけました。
「さくらちゃんはIさんご夫婦を愛しています。おふたりから愛されているということも十分わかっています。そんなさくらちゃんが求めている強い絆とはなんでしょうか?」
生徒さんたちはグループになり、感じたことを真剣に話し合いました。
その後、高江洲先生はさくらちゃんと直接コミュニケーションを行ない、さくらちゃんからのメッセージをIさんと生徒さんたちに伝えました。
さくらちゃんは16年間どれほどパパとママを愛してきたのか、そしてどれほど感謝しているのかを伝えたいと思っていました。
そしてずっと一緒にいたいと思っていました。でもずっと続くわけではないこともわかっていました。
さくらちゃんは、パパとママが自分のことをこれからもずっと永遠に忘れないでいてくれることを望んでいたのです。
©himika
さくらちゃんのメッセージを受け取ったIさんは目にいっぱい涙をためて、さくらちゃんに伝えました。
「もちろんだよ、さくらのことは永遠に忘れない、約束するよ。」
さくらちゃんは心から望んでいた言葉をパパから伝えられ、深い安らぎの表情を表してくれました。
生徒さんは大切な思いを伝えてくれたさくらちゃんに心からの感謝を伝えました。
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©himika
※明日はさくらちゃんと一緒に暮らしている幸太郎くんをご紹介します。