2012.07.02
もぐくんの思い(1)・・・アニマルコミュニケーションカレッジ
アニマルコミュニケーションカレッジのモデルとして来てくれた、犬のモグくんをご紹介させていただきます。
モグくんは現在2才の男の子です。
飼い主さんと一緒に授業に参加してくれました。
飼い主さんのSさんはモグくんの今までのことを私達に話してくれました。
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モグくんは6ヶ月の頃から、靴下やティッシュにとても興味を示し、飼い主さんが履いている靴下を取ってくわえたり、ティッシュをくわえ食べてしまう事もあったそうです。飼い主さんがモグくんがくわえた靴下やティッシュを取り返そうとすると、目つきが変わり噛み付くという行動をとるようになったそうです。
飼い主さんはモグくんの行動を直そうと、様々な躾教室や訓練所を訪れましたが、「噛む」ということで断られた事もあったそうです。またある躾教室では「叩く、マズルを抑える」という方法を教えられ実行しましたが、さらに噛む行動はエスカレートし「この方法はモグにはあわない」と思いやめました。
飼い主さんはあきらめずにモグくんに合う躾教室をさがし、今年のはじめに新しい先生に出会いました。
その先生は「人間の子供と同じように接し、考えましょう」と言ってくれたそうです。
そして飼い主のSさんは、モグくんと向き合えるようになり、モグくんも変化していったそうです。
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飼い主のSさんの話がおわると高江洲先生はモグくんに語りかけました。
「モグくん、お母さんが君のことを話してくれました。なぜ君がそのような行動をとったのか、できれば君の気持ちを教えてほしいんだ。君の気持ちが分かればお母さんも納得できるとおもうよ。」
もぐくんは話しづらそうに顔を下につけました。
※明日は高江洲先生ともぐくんのコミュニケーションの内容をご紹介します。