2011.12.01
T&H のオーストラリア便り その25
アルケミスト・オーストラリア支部の近藤夫妻が
豊かな大自然と動物たちの情報をご紹介します!
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◆初めての乗馬体験 ~ サンシャインコースト
私たちの住んでいるカランドラの周辺には馬や牛を放牧する牧場があり、乗馬センターもいくつかあります。馬に乗って、海岸または山の中を散歩することができます。今回、初めて乗馬に挑戦した様子をご紹介します。
今回、お世話になったのはムールーラーバレー乗馬センターです。このセンターは緑豊かなサンシャインコーストの山の中にあります。到着すると、緑の中からどこからともなく野鳥のさえずりが聞こえ、放牧されているロバやミニチュアホースたちが出迎えてくれました。ちょうど私たちが到着したころ、乗馬を終えたこどもたちのグループがミニチュアホースに乗って戻ってきたのですが、小学生の低学年ほどの子ども達が馬と自然に触れ合っていました。ミニチュアホースたちは、その温厚な性格から子ども達の乗馬に適しているようです。
牧場内には、20~30 頭ほどだったでしょうか、思っていた以上にたくさんの馬達が飼育されていました。そして本日のパートナーとして、私に紹介されたのはテキサスという13 歳のオス馬でした。13 歳というのは、ちょうど40 歳くらいの中年期、働き盛りの年齢ということで、とても美しいブラウンの毛並みにマッチョな筋肉を持つたくましいお馬さんでした。きっと一蹴りされたらあっという間にノックダンされてしまうのでしょうが、彼の澄んだ瞳からは彼の優しさが伝わってきました。
「テキサス、今日はどうぞ宜しくね。」とあいさつを交わし、自分の身長以上もある馬にまたがるのは至難の業でしたが、調教師のお姉さんがヒョイと私を抱えて馬に乗せてくれました。テキサスの背中から、温かいエネルギーが伝わってきます。きっと体だけではなく、彼らのオーラも大きいのでしょうね。すっぽりとテキサスのエネルギーでくるまれてしまったような、そんな感じがしました。
止まる時は手綱を引いて、そしてスピードを上げるときは足で蹴る、そんな簡単な説明のあと、早速、私たち一行は1 人ずつ馬に乗って、ブッシュの中へと入って行きました。「ちょっと待って~、私、初心者なんだけど~」などとドキドキしていたものの、馬の背中に乗り、森の中の景色を見ていると、そんなことも忘れて夢中になっていきました。最初は、グループの後方に位置していたことで、テキサスもストレスを感じていたようでしたが、彼自身も次第に自分のペースを取り戻していきました。馬に乗ったまま傾斜を上り降りするのですが、1 歩1 歩慎重に、安全な道を選んでくれていました。こうした技術は彼らの知恵と経験から培われたものなのでしょうね。ゆったりとしたスピードで、私に山の中を案内してくれるまさにベテランガイドでした。そして馬と一体になって、風、太陽、森など大自然を満喫する貴重な体験でした。
また、いつかテキサスに会いに行きたいと思います。
Hiroko
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