2011.12.24
アルケミスト クリスマスセミナ 2011(2)「愛と癒しのメッセージ・・・感謝」
12月17日(土)、アルケミストでは毎年恒例のクリスマスセミナーが開催されました。
今回のテーマは「愛と癒しのメッセージ」です。
クリスマスセミナーで高江洲先生がお伝えしたメッセージとお話の一部をご紹介させていただきます。
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◆『皆がいちばん幸福になりたい日。そして、誰かをいちばん幸せにできる日。』
(「クリスマスはどんな日ですか?」という問いについてのメッセージ)
◆『感謝が心の中にあふれると、それは神と同じ想いになる。』
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クリスマスでは、私たちはいろんなプレゼントを頂いたりあげたりしますが、誰かを幸せにするためには、お金も物もいりません。ではどうしたら、その方を一番幸せにできますか?
一番大切なことは「感謝」です。愛のはじまりは感謝なのです。
家族や大切な方に感謝を伝えることも大切ですが、動物や植物にも感謝の気持ちを伝えましょう。
クリスマスの日に、もしあなたの家の庭に木があるなら、「いつも庭でこうやって頑張ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。通勤の途中で、まったく誰からも気づかれる事がないような木や花に、感謝の気持ちを伝えましょう。ひとつひとつの生命にそう言えたら幸せだと思いませんか?
毎日電車に乗っている方は、満員の電車を窮屈で嫌だと思っています。しかし、電車に乗っている人たちを無事に運んでくれている運転手さんや駅員の方、そして車両に感謝の思いを持つと、同じ電車で同じ人混みであっても、そこは天国になるのです。みんながもしそのような思いになったら喜びの場になるのです。
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◆『生命はみな同じ、なぜなら神にとってすべての生命が大切なものだから』
◆『ひとりひとりが大切な存在、そして、それを理解する者は、神にさらに大切にされ愛される者となる。』
(宇宙の神聖な存在からのメッセージ)
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私は獣医師として色々な動物を治療してきて感じるのは、皆大切な存在だということです。
動物園に行くと、人気で可愛い動物にはみんな「かわいい、かわいい!」と言っています。ところがタヌキやキツネの所にいくと「臭い」「汚い」、そして爬虫類館では「気持ち悪い」と言っています。
狭い空間の中で、全部姿を見せられて、浴びせられる言葉は「気持ち悪い」なのです。
人の中には「汚い」「嫌い」と言われ、いじめられた方は苦しくて辛くて、自殺さえする方もいます。その時に、なんてかわいそうな事をするのだろうと心ある人は思います。なぜお互いが大事にできないのかと・・。
しかし、毎日毎日動物園の動物の多くは「汚い」「臭い」と言われ続けているのです。
以前、アニマルコミュニケーションカレッジの野外授業で動物園に行った時、美しいニシキヘビがガラスの向こうでとぐろを巻いていました。私は学生たちに「見てごらん、これだけ美しくて立派なニシキヘビはなかなか見る事ができないよ。自然の中ではこの姿を見ることは難しいよ。」と言いました。そしてニシキヘビに「本当に素敵だね」と伝えました。すると普通は動かないニシキヘビが、首を上げ、口を大きく開けて「ありがとう」と言ってくれました。
蛇と人間の違いはなんでしょう?蟻と人間の違いはなんでしょう?
我々はそろそろかたちを超えて、本当の意味で一人一人が、ひとつひとつの生命が、大切なものだという事に気付く時に来ているのではないかと思います。
(クリスマスセミナーの会場を飾るシクラメンの花)