T&Hのオーストラリアだより　その２１

2011.07.13

アルケミスト・オーストラリア支部の近藤夫妻が
豊かな大自然と動物たちの情報をご紹介します！

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◆ミニョンフォールズ（Minyon Falls）
今回は、ニューサウスウェールズ州（The State of New South Wales）のバイロンベイから車で約１時間、ナイトキャップ国立公園（Nightcap National Park）の中にある「ミニョンフォールズ（Minyon Falls）」という滝をご紹介します。ヤシの木の茂る深い谷底へ向かって流れ落ちる、落差100 メートル以上の大瀑布です。

ちょっと分かり難い場所にあるので、現地の観光案内所で道順を尋ねて行かれることをお勧めします。途中、細い道やくねくね道が多く、運転に不慣れな方は、ツアーに参加した方が楽かもしれません。

見晴らし台からは壮大な滝を眺められますが、そこから滝壺まで下る約５キロ（片道約１時間）のウォーキングコースがあります。折角行ったのだから、滝壺まで下るコースを往復しました。谷を下るにしたがって、周囲のユーカリの木々が次第に亜熱帯多雨林へと様変わりして、アドベンチャー気分が満点です。翌日、家内も私も、足が筋肉痛になりました・・・。（笑）

「行きはよいよい、帰りは怖い」と言いますが、何故か行きよりも帰りの方が足早でした（しかも、行きは下り、帰りは登りなのに）。きっと、滝の岩盤から、たくさんのエネルギーを頂いたからだと思います。山の大自然に感謝します。この素晴らしさは、滝壺から見上げないと体感できないと思います。ちなみに、沢に降りてから滝壺までのルートは、矢印を頼りに、岩をよじ登る感じになるので、滑り難い靴を履いて、岩が乾いている時に行かれる事をお勧めします。