2011.05.29
ACカレッジ野外実習 しながわ水族館
5月29日(日)にアニマルコミュニケーションカレッジ初の水族館での野外実習が行われました。
受講生がコミュニケーションを行ったのは、4頭のイルカたちです。イルカは精神性の高い動物で、第6チャクラと第4チャクラが発達しています。そのため、コミュニケーションを行う時は、第6チャクラと第4チャクラにラインをつないで、インナーコミュニケーションで行います。
受講生の皆さんは、真剣にイルカたちとエネルギーをつなぎ、オーラを描いてコミュニケーションを行っていました。イルカたちの深い心を感じ取ったとき、その生き方と思いに誰もが大きく心を揺さぶられます。一人一人が彼らの存在に心からの感謝を尊敬の念をおくりました。
4頭のイルカのうち3頭は、元野生のイルカたちで、捕獲されてやってきました。しかし、彼らは悲しみや心の傷を抱えながらも、それでも人を愛し許そうとする深い愛をもっていました。また、しながわ水族館生まれの1頭のイルカも、人に愛情を信頼を寄せ、自らの使命をもって生きていました。
彼らがこの場所で生きていることには意味があります。この体験には彼らの過去世が大きく影響していて、彼らの魂自らが人と深く関わる人生を選んで、この場所で生きていくことを選んだのでした。動物たちにも、私たち人と同じように使命があります。彼らはその使命を果たすために、立派に生きているのです。
~高江洲代表の話より抜粋~
私は動物園の内部をしっているので、動物園や水族館の役割を十分理解しています。その中で飼育されている動物たちにとってみれば、野生の状態と比べれば、かならずしも十分ではないところがあるのは事実です。
しかし、アニマルコミュニケーターの役割は、実際に抗議運動を行なったり、動物園や飼育環境を非難することではありません。水族館や動物園にも、それぞれ重要な役割があります。そして、そこで生きる動物たちの人生にもそれぞれの意味があるのです。
その動物たちの気持ちをどれだけ理解するか、そして、彼らに人としての気持ちを伝えた時に、コミュニケーションが始まるのです。彼らがここにいる存在意義であったり、ここに一生いて、その中で彼らなりに「こういうことだったんだよ」と思えることが重要なのです。悲観的になったり、彼らの事を考えて悲しく思うだけでは、真のコミュニケーションはできません。彼らの気持ちを理解し心から共感することは必要です。どうしたら彼らの気持ちを理解して、我々の精一杯の感謝と愛情を伝えられるかというのが今日のテーマです。
イルカたちは、我々が普段コミュニケーションを行なっている犬や猫、動物園の動物となんらかわらない細やかな感情があり、精神性が高くて様々なものを感じています。それは皆さんがオーラをリーディングをして実際に感じたと思います。差別をなくして言うならば、彼らはただ我々と形が違うだけであり、他例えるなら、それは日本人と外国人の違いのようなものです。そのような視点で、言霊を出していただきたいのです。彼らの心に感じる、あなた方も心で感じる、彼らにもあなたの心を伝えられるような言霊をだしてほしい。彼らの深い悲しみをあなたがたは共感していますか?他人事ではないですか?
もう一つ感じて欲しいのは、彼らが現在この場所にいて、ここを嫌がって嫌がって逃げたいと思っているかということです。彼らは決してそのようには感じていません。なんとかこの場所で、自分の力を出して、人を愛して、人を大切にしてという思いがあることを感じてほしいのです。彼らが攻撃的であったり、人をバカにしているという態度は見えません。
このような状況であっても、彼らは人が大勢来て拍手喝さいする中で、我々に愛情を与えてくれているのです。
よくイルカは人を癒すといいますが、彼らの愛情はすごいです。犬や猫の愛情もすごいとよく言いますが、イルカの愛情もすごいのです。彼らが大変な思いをして、グレてしまって嫌な気持ちだったら、我々は彼らのショーを見ていても決して楽しくはありません。しかし、彼らの顔は笑っているのです。でも、その中の表面的なことと、深い思いをわかってもらいたいのです。
深い悲しみや傷ついた心、自由を求める思いや様々な葛藤がある中で、それでも彼らは人を許し、愛することを選んだのです。その尊い覚悟を感じてほしいのです。
彼らの気持ちをわかろうとしただけでも、変化は起こります。これから心の声で、言霊を伝えていただければ、まちがいなく彼らは幸せです。完全に癒されなくても、彼らにとっては幸せなことです。心からあなたの想いをハートコミュニケーションで伝えて下さい。