2011.03.31
「東北地方太平洋沖地震について」 アニマルコミュニケーションカレッジ授業にて(2/3)
東北地方太平洋沖地震から約1週間後の20日にアニマルコミュニケーションカレッジの授業が行われました。
授業の中で高江洲先生が生徒の皆さんにお話した内容の一部を3回に分けて掲載させていただきます。
ぜひお読みください。
アニマルコミュニケーターの皆さんにお願いしたいことがあります。
いまも沢山の動物が震災地で避難地にも避難場所にも行けずにいます。これはペットをはじめとする犬
や猫だけでなく、家畜等いわゆる人間の為にという産業動物たちも苦しんでいるのを感じます。何日か
ぶりに家に戻ったらワンちゃんがそこで助かっていた、うれしそうに飼い主が抱き上げていたというのは
本当に一部でしかないのです。本当に多くの子が亡くなっていますし飢えて寒さに震えているのは間違
いないのです。そこで今日あなた方にお願いしたいのはアニマルコミュニケーターとして、私達の出来る
ことで言うなら、まず、震災に遭い被災地で苦しんでいたり、飼い主を探していたり、飼い主を待っている
動物たち、そして家畜等人間のためにずっと役立ってきた動物たち、この状況で食事も取れずに苦しん
でいる彼らに光を送りたいとおもいます。一番重要なのは、このようにエネルギーを送れる者はそれほ
ど多くはないということです。あなた達は動物を愛する者として彼らが癒されるように、苦しみが少しでも
少なくなるように、傷があるならば傷が癒されるようにエネルギーを送る事が大事だと思います。
私たちは今日、被災地にいる動物たちが救われるようにエネルギーを流します。お腹をすかしている子
たちがどうか現地の人たちに見つかり、その子たちに食事が与えられるように。災害は受けてなくても
取り残されている家畜をはじめ動物たちは不安を持っている状態です。ワンちゃん猫ちゃん、牛や豚や
馬もいます。沢山の動物たちにエネルギーを送ります。寒さに震えている子たちはどうか早く保護される
ように。動物病院が復旧されて十分手当が受けられる施設が回復するように。動物達に喜びが戻るよ
う、安らぎが戻るようにします。また、亡くなった動物たちは今空中で飼い主を探しています。
飼い主に会う事を願っています。どうか亡くなった子たちが飼い主に会えるようにエネルギーを送って下
さい。たとえ霊体であろうと飼い主はその子を感じて感謝を伝えられるように。亡くなった動物たちの中
には何処に行ったらよいかわからない子がいます。どうか安心して生まれ変われるように、少しでも癒さ
れますように光とエネルギーを送ります。霊体のまま苦しみ抜く事がないように、必要な経験をしたこと
を心から感謝し、会うことはなかったけれど、あなた方の様なすばらしい素晴らしい動物と同じ日本に住
めたことを心から感謝しますと言う思いでどうかエネルギーを送って下さい。
エネルギーは届きます、かならず変化があります、彼らに希望がもたらされます、彼らに喜びが必ず伝
わります。海岸線を中心とする被災地にどんどん光が満たされるように、人も動物も癒されるように、希
望が持てるように、悲しみや苦しみから、必ず希望とそして喜びが湧き上がるように送って下さい。
あなたがたのエネルギーは悲しみに基づいたものではありません。喜びと必ず希望を持って、その光を
送るようにしてください。不安や恐怖ではなく、あなた方がこのように出来る喜び、必ず彼らが救われ
る、慰められる、癒されるという大きなあなた方の信仰心、必ず生命は癒される、自分がベストを尽く
す、そのような目標と希望をもって行って下さい。
どうしてもひとりでは力が小さい、だからまとまってやりましょう、とよく言われます。しかし私はそれをや
りません。エネルギーを所有している一人一人の者たちが一人一人意識さえ同じように向ければ同じよ
うになります。ですから皆さんはぜひとも家に帰ってからも、気がついたら光とエネルギーを送り続けて
下さい。今彼らが必要としているのは希望なのです。悲しみの中で希望がほしいのです。救いと助けが
ほしいのです。その時エネルギーが一緒になって悲しんでは駄目なのです。水を求めているのに水を送
らないのと同じような状態です。エネルギーを送る時は、その時の悲しみ、あるいは辛さを感じたとして
も、あなた方が一緒に悩んで苦しんでもそれは助けにも何にもならないのです。冷たいように思うかもし
れないけれど、私は徹底的にそれを体験した人間です。自分の事を徹底的に痛めた人間ですが、その
結果なんの助けにもならないことがわかったのです。彼らが求めているものは希望であり喜び、安心感
なのです。恐怖心とか恐れではありません。送るものが一緒に恐怖心や恐れを感じたら決して良いエネ
ルギーは送れないのです。だから皆さんは彼らの求めている希望と喜びを送らなければいけないのです。
だから光りなのです。
(2011年3月20日アニマルコミュニケーションカレッジにて)