2010.12.02
T&Hのオーストラリア便り その15
アルケミスト・オーストラリア支部の近藤夫妻が
豊かな大自然と動物たちの情報をご紹介します!
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◆サンシャインコースト・ヒンターランド その3
サンシャインコースト・ヒンターランドの亜熱帯雨林にはいくつかの滝があります。今回、ご紹介するのはガードナーの滝とコンダリラの滝です。どちらにも滝壺の天然プールがあり、野趣あふれた雰囲気で泳ぐことが出来ます。思わず「これが温泉だったら・・・」と思ってしまうのは、日本人だからでしょうか。
■ガードナーの滝
渓谷に沿って少し歩くと、高低差約2~3メートルの滝の下に大きな天然プールが広がっています。夏場にはオージー達がターザンのようにツルを使って飛び込んだり、滝の上からダイブしたり、まさしくアドベンチャーという感じです。水が茶色く見えるのは、汚れではなく、木々から出るミネラル分だそうです。せせらぎや滝の音が渓谷に響きます。天然の音はいいものですね。
< YouTube 動画:ガードナーの滝の天然プール>
■コンダリラの滝
コンダリア国立公園のウォーキングコースを少し歩くと、滝の音と共にコンダリラの滝が姿を現します。秘境に迷い込んだような錯覚を覚えます。岩肌を流れる水の音は、ずっと聞いていても飽きることはありません。
山を下る途中に天然プールがあります。夏場は泳ぐことが出来ます。ガードナーの滝の天然プールよりは小さめですが、違った雰囲気が楽しめます。この時、岩の上でカメが甲羅干しをしていましたが、私の気配に気付くと、水の中に戻ってしまいました。お邪魔して、ごめんなさい。
周辺の木々ではたくさんのセミが鳴いていました。背後には遠くの山々が見えます。
コース沿いには大木がたくさん。耳を澄ますと、木々のささやきが聞こえてきそうです。
倒れている大木は、やがて土に帰り、新しい生命を育みます。森の中には無駄は一切ありません。全てが循環しています。
途中、遠くの山並みを見渡すことが出来ます。この日は雲が多く、にわか雨の予報でした。天然プールから戻る際、小雨がぱらつきましたが、木々の葉が雨を避けてくれ、濡れずに済みました。車の戻った途端、雨が激しくなりました。まるで、我々がブッシュウォーキングをしている間、待っていてくれたかのようでした。雨雲と森の木々に感謝です。
Tadashi
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T&H Therapeutic Healing - Alchemist Australia Branch -
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