2010.11.23
晩秋の動物園野外授業
11月21日、アニマルコミュニケーションカレッジでは今期はじめての野外授業が都内の動物園で行われました。
心配していた気温も寒くなく、天気にも恵まれた1日でした。
最初はアフリカゾウに会いに行きました。
生徒さんたちは、アフリカゾウのすばらしいところや、どんな子なのかを感じ取っていきます。
そしてアフリカゾウが何を伝えたいのかをさらに深くリーディングしていきます。
そして環境を変えることなどはできないけれど、その子が癒される言霊を生徒の皆さんは真剣に考えます。
いままでは、ただめずらしかったり、おもしろかったりで、単純に見ていた動物園の動物達を、生徒さんたちはその動物の心を読み取ろうとし、気持ちを伝えていきます。
ワークをしながら生徒さんたちは様々なことに気づき、驚き、悩み、感動していました。
高江洲先生からは、生徒の皆さんにアフリカゾウたちの気持ちが話されました。
そして「限られた空間の中で彼らは工夫しながら、努力しながら生きている、それはすごい事だとおもう」という話をされました。
そして、午後はアムールトラやオオカミやシフゾウなどアジアの動物たちに会いにいきました。
子供と来園者の方を見るアムールトラのシズカ。どこか誇らしげな顔をしています。
13頭のオオカミの群れ、後に見えるのはアルファのロボです。限られた空間の中で、
群れのバランスをとり群れを守っています。
群れの中での立場、動物園という環境の中でどのようなことを思い暮らしているのか等、動物達の立場にも立ちながら真剣にワークをしていきます。
今まで群れを守ってきたシフゾウのマック(上)、新しく群れをこれから守っていくアオバ(下)
彼らには様々な思いが・・。
私たちは動物園の動物達から多くのことを学ばせていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
私達にできること、それは彼らの気持ちを理解すること、感謝の気持ちを伝える事、そしていつか彼らの思いを来園された方たちにも伝える事ができたらと思います。
また会いに来ますね。