2010.09.24
アフリカ 取材旅行その2
◆Giraffe Center : ジラフ・センター
ケニヤでまず訪れたのがナイロビ近郊にある「ジラフ・センターGiraffe Center」です。
ここでは、ロスチャイルドキリン(別名ウガンダキリン)、イボイノシシ、カメなどが飼育されていて、訪問者はキリンに直接餌を与えて触れ合うことができます。
このセンターは絶滅の危機に瀕したロスチャイルドキリンの繁殖センターとして設立されましたが、現在では観光客への公開やケニアの学校生徒を対象にした保護および教育プログラムも実施されているようです。
テラスの2階にはキリンの餌が用意されていて、餌を差し出すと、直接、手から食べてくれます。ざらざらした舌の感触や息づかい、力強い首の筋肉、愛らしい瞳・・・・・・。
間近で見るキリンの生き生きとした姿に感動します!
高江洲先生とキリンのKiss☆
緑のある庭を歩き回るキリンたち。
足の弱いキリンにヒーリングをする代表
ロスチャイルドキリンは、美しい網目模様に加え、膝から下が白いのが特徴です。9月6日に訪れた、ナクル湖ナショナルパークでもこのキリンの保護活動が行われていて、順調に繁殖しているそうです。
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●高江洲先生コメント●
ここのキリンたちはコミュニケーション慣れていないね。人間が自分たちと話ができるということ自体知らないんだ。それにプライドがものすごく高い。一頭の雄は、餌はもらうけれども、絶対に触らせなかった。人間より自分たちの方が上だと思っているね。人間にサービスしてあげてるというくらいの気持ちだね。彼ら心の深い部分とつながるには、普段ペットたちに話しかけるより、もっと強い意識で集中する必要がある。
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現に、一頭のメスは、子供のキリンばかり可愛がる私たちにはらを立て、首を大きく振ってアタックしてきました!その後、謝って餌を差し出しても、自分の美しさを見過ごしにされた彼女の怒りはおさまらなかったようで、庭の奥へと引っ込んでしまいました。
姿の美しさはキリン達にとって、最高のプライドなのです。彼らは野生のキリンではありませんが、今まで日本の動物園のキリンからは感じなかった、強さと誇りの高さを感じました。ロスチャイルド・キリンという貴重な種であることを、彼らは自覚しているのです。