アニマルブログ

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信頼とは自分を信じることです。
私は皆さんに能力があることを知っています。
ただその使い方を知らないだけです。
皆さんにお願いします。自分自身に期待をしてください。自分を信じ、信頼してください。

~高江洲代表 第1回目授業のお話より~


9月26日、日曜日に第3期アニマルコミュニケーションカレッジが開講しました。
今期は、新入生、再受講生を合わせて四十数名以上の学生がカレッジで学びます。

第1回目の授業では、はじめに高江洲代表から、アニマルコミュニケーターとしての役割、そして自分を信じること、愛することがアニマルコミュニケーションを行う上で大切だというお話がありました。

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◆高江洲代表 第1回目授業のお話より抜粋◆


私は、いつも学生のみなさんにトリプルAについてお話します。トリプルAとは、どんな時も「あわてず・あせらず・あきらめない」という、姿勢です。今回はこれにもう1つ、プラスしたいと思っています。それは、「あともどりはしない」ということです。いったん始まったら、後戻りはできません。悩む暇があったら、ただひたすら進んでください。あなた自身を信じてただひたすら進むのです。

私は、皆さんに現実も知ってほしい。毎日のように、屠殺場では家畜が殺され、保健所では、捨てられたペットたちが処分されています。あなたはコミュニケーターとして、飼い主に放棄されて、保健所に連れてこられたワンちゃん達に、どう声をかけますか?後何日かすれば、処分されてしまう子が目の前にいたら、なんと言いますか?


以前、もとの飼い主さんに捨てられて保健所に行き、動物愛護団体によって新しい家に引き取られたワンちゃんとコミュニケーションした時のことです。その子は、捨てられたにもかかわらず、前の飼い主さんを今も大切に思っていることを伝えてくれました。「前の飼い主さんは、引っ越しのために自分を飼えなくなってしまうまで、いっぱいを大切にして、育ててくれた」と、そのワンちゃんは言いました。そして、新しい飼い主を探したけど、見つからなかったので、仕方なく自分を公園に連れていって「お前のような可愛い子だったら、必ず誰かが可愛がってくれるはずだ。連れて行けなくってごめん」と言って、自分を放したと教えてくれました。


そのワンちゃんは、現在の飼い主さんが大好きだということと感謝の気持ちを伝えた後、最後にこう言いました。「前の飼い主さんのことをこれからも忘れずに愛していてもいいですか?」と。


彼らは、捨てられても、一度愛した人のことを忘れずに愛し続けるのです。
アニマルコミュニケーターの役割は、どのような状況でも、彼らの心を聞き、慰めることです。


保健所で殺処分を待つ子は、不安と恐怖の中で生きています。しかし、それでも彼らは最後の瞬間まで飼い主を待ち続けます。「必ず飼い主さんが自分を助けてくれる」そう思って、絶対に飼い主に対する愛情と信頼を無くさないのです。


愚かな飼い主がたくさんいる。遊びで飼った。ファッションで飼った。そして、いらなくなったら捨ててしまう……。それでも、どのような状態でも、彼らは愛した人を信じ続けるのです。


アニマルコミュニケーターができることは、こう伝えることです。


「人間として、このようなことが行われるのを申し訳なく思っています。何もできませんけれど、本当に申し訳ないと思っています」


人間として、心から謝罪することが、彼らと誠実に向き合うことです。そして彼らの心と命を忘れないために、言葉を通して、心を通して、最後の瞬間まで飼い主を信じ続けるその気持ちを、多くの人に伝えることです。


「どのような状態で飼ったとしても、あなたが飼ったワンちゃんは、あなたのことを最後まで信じ、待っている」それを、皆さんが伝えてほしいのです。彼らの愛情を、真実を、世の中に伝えてほしいのです。


表面的な可愛いということだけではなく、現実を見なければいけません。その覚悟を持たなければ、本当の意味で動物の心を知らなければ、人間のレベルはずっと低いままです。表面的に都合のよい楽しみ方だけではなく、本当の姿を知ってほしいのです。動物を心から愛するのならば、彼らの声を徹底的に聞き、現状を変えることができなくても、心から謝れるような心を持ってほしい。


万物の霊長として、我々がしなければならないのは、利用ではなく共存です。そして、彼らの心を知って、一つ一つ丁寧にやっていくことです。皆さんの生き方の中で、伝えてほしい。動物の心を伝えてほしいのです。そうすれば、「百匹目の猿」のように、それが伝わります。それが、あなた方の役割です。


カレッジの中での大きなテーマは、自分を愛することです。あなたの顔・心・体を愛することです。自分を愛せないものは他人も愛せない、異なる種も愛せない。自分を認められないものは、狭い許可率しかなく、他人を他の命を受け入れることができないのです。


ですから、まず、偏見の色眼鏡をはずしてほしい。そして、真実の目で自らを見ること、動物たちを見ることから始めてほしいのです。

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