アニマルブログ

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アルケミスト・オーストラリア支部の近藤夫妻が
豊かな大自然と動物たちの情報をご紹介していきます!

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サンシャインコースト大学に棲むカンガルー


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近所にあるサンシャインコースト大学には、野生動物保護区域があり、
野生のカンガルーを間近に見ることができます。
グレイ・カンガルーと呼ばれる種類で、レッド・カンガルーよりひと回り小さく
身長は大人で1~1.5m、体重は35~70kgで
オスの個体の方がより大きくなります。

今日は天気が良かったからか、
子どもカンガルー(Joey:英語ではジョイと呼ばれます)が
お母さんのお腹の袋(Pouch)から、外に出て遊んでいる姿を見ることができました。
子どもはお母さんのお腹の中に自由に出入りすることができ、
生後300日間はこうしてお母さんのお腹の中でミルクを飲んで育ちます。
カンガルーの子どもたちは、鷲やディンゴなどの天敵の犠牲になることが
多いそうですが、お母さんのお腹の袋の中はとても安全です。

子どもの体長は30cmくらいだったでしょうか、お母さんの周りをピョンピョンと飛びはね
ジャンプの練習をしているようでしたが、ちょっぴり足元がおぼつかない感じです。
こうして練習して足の筋肉を鍛えて行くのでしょうね。
お母さんの半径1m以内をピョンピョンと走っては、お母さんのところへ戻って
お母さんのお腹の袋の中にあるお乳を飲んでいました。
無邪気に遊ぶ子どもの姿は何とも言えないほどかわいいです。

すっかり子どものペースに押され、お母さんは大忙しでしたが、
無防備な子どものために、しっかりと周囲の危険にも気を配っているようでした。
暫くすると、お母さんは子どもの毛づくろいを始めました。
子どもはとっても気持ちがよさそうにしていましたが、
遊び疲れて眠くなったのでしょうか、お母さんのお腹の袋の中へと戻って行きました。
子どもがお腹の中に戻ってお母さんもホっとしたのでしょう、
お母さんカンガルーはそのままゴロンと草むらで横になり、
午後の昼寝の時間となりました。
オーストラリアの長閑なお昼のひと時です。


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T&Hのブログに「レッドカンガルーにヒーリング」もありますので、
よろしかったらご覧下さい。
<参考ブログ:レッドカンガルーにヒーリング>

Hiroko

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